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首都圏のプロ人材が地方企業の活性化を担うリサーチ・フェロー(客員研究員)に!「信州100年企業創出プログラム」(前編)
国立大学法人信州大学
GLOCAL MISSION Times 編集部
2019/05/25 (土) - 08:00

企業側のニーズとリサーチ・フェローの志向や経験値を見極めマッチング

―では、リサーチ・フェローを選定される際の基準は?

最終的な人材のマッチングは、紹介免許が要るので我々にはできません。そこは日本人材機構さんにお任せしているわけですけれども、我々が見ていく際のポイントはやはり、それぞれの企業さん側のニーズにマッチするかどうか。例えば飲食業に、全然違う業界の人を入れるパターンもあれば、飲食業の経験がある人を入れたいというパターンもありました。基本的には相手のニーズを見ながら、そのニーズに応えられそうな経験値だったり志向性をマッチングさせるというのが大きなポイントになります。

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―どういった方々が応募してこられましたか?

「リサーチ・フェロー」という言葉が入っているためか、いわゆる高学歴な方、名だたる企業で活躍されている方たちが多かったですね。また、一つの企業で経験を積んできた人もいましたが、何度か転職しながら幅広い経験値をお持ちの方も多いですね。

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応募者は30代、40代が全体の75%を占める

―もともと信州にゆかりのある方が多いのですか?

あまりないですね。ゆかりがあるとしたら、奥さんが長野県出身でいらっしゃる方はいますが、軽井沢に別荘があって長野県と東京を行き来していたとか、会社の出向で長野に来ていた方などであり、長野の出身者はいらっしゃらないです。

―地域のためにというよりも、企業の課題やミッションをクリアしていくために自分の力を発揮したい、という方が多かったのですね

当初は、長野県の就職希望というのは23%程度でした。多くの方が就職や事業パートナーとして定着したり長野との関係ができたということは、今回のプログラムを通じて、長野が好きになったわけですが、それは仕事がうまくマッチングできて始めて達成されたのだと思います。地方移住の時に一番の問題となるのは、仕事がないことで、自治体の皆様も、仕事を紹介して欲しいといわれるのが一番難しい課題だそうです。でも我々はこのプログラムで一つのその課題を解決できる可能性を感じました。

(5月21日配信の後編へ続きます)

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信州大学学術研究院 総合人間科学系 准教授(博士:学術、専門社会調査士)

林 靖人(はやし やすと)さん

1978年生まれ、愛知県出身。信州大学大学院総合工学系研究科修了(博士:学術)。専門は感性情報学。修士課程在学中から大学発ベンチャーの立ち上げに参画し、社会調査や行政計画等の策定に従事。現在、信州大学産学官連携・地域総合戦略推進本部長、キャリア教育・サポートセンター副センター長として研究・教育に関わりながら、地域貢献活動として地域の地方創生総合戦略等の策定や地域活性化活動に多数関わる。

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