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食を通じて広げる、ハッピーの輪。めざすのは、人を良くする「食産業」(前編)
株式会社アレフ びっくりドンキー店舗運営部 堀 雅徳さん
GLOCAL MISSION Times 編集部
2019/05/14 (火) - 08:00

現場の声も聞きながら、丁寧に変えていく

―びっくりドンキーの店舗には、ドリンクバーやサラダバーも設置されていませんよね。それも敢えてということですか?

そうです。同じことをやってしまうと差別化にならないじゃないですか。それだと面白くない。びっくりドンキーに行こうというきっかけにはならない。無いからこそ何かできることは無いか?という発想ですよね。無いからこそ、その分もっと商品を磨き込みしていこうじゃないかと考えることができる。そこは譲れないところです。実は、ドリンクバーの設置も一度試みたんですよ。だけど、やっぱりそれはびっくりドンキーらしくなかった。

―らしさに対するブレない「ものさし」がある。だからこそ独自の世界観を確立されていらっしゃるなと感じますね

チェーンストアの考え方でいうと、標準化だったり、単純化だったり、差別化という3S主義というのがあるんです。使う道具や設備など、モノの標準化を図って、作業を単純化していくんですね。当社も作業の単純化と標準化はしていきます。でも、差別化の部分においては、他社と違うことをしていこうと。

―変わることと、変わらないこと。飲食業界にとってはすごくいいヒントになると思います

まさにそれが、当社の現社長がすごくこだわっている点で、変えてはいけないところは変えない。守るところは、守る。だけれど、変えていかなければならないところは、変えていく。そう宣言しているんです。ただし条件があって、一歩一歩、丁寧に変えていくと。私もその通りだなと思っています。

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―新しい取り組みは、どういった形で生まれるのですか?

チェーンストアの基本的な考え方は、本部が決めたことを現場に落として、現場はしっかりとそれをやっていくということです。ですが現社長が常日頃言うのは、「声を聞いていこう」と。実際に本部で考えたことが現場に落とされて、現場の人はそれを喜んでいるのだろうか。それは本当にお客様の支持を得られているんだろうか、というのをちゃんと聞いていこうという会社の姿勢があります。現場の人たちの声も集めたいし、現場の人たちの意見をできる限る尊重したいという思いがあるんです。
そこで、今回の新商品のネーミングも公募にして、みんなで取り組んでいこうとなったんです。採用された社員には「Good Job手ぬぐい」といいまして、社長お手製のデザインの手ぬぐいが贈られてくるんですよ。
その他、ボイス・オブ・カスタマーという仕組みがありまして、お客様の声を経営に反映させるために導入されたものなのですが、その中で従業員へのお褒めの声をいただいた時にも「Good Job手ぬぐい」が社長から贈られてくるんです。そういった社長と従業員の距離感もまた、当社ならではだと思います。

(5月16日配信の後編へ続きます)

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株式会社アレフ びっくりドンキー店舗運営部 関東ゾーン 第1・第3エリアリーダー

堀 雅徳さん

埼玉県出身。住宅メーカーを経て、第2新卒で「アレフ」に入社。4店舗目で店長に昇格。複数の店長や工場経験を経験した後、現職。宝塚店長時代には、中学生の職場体験の受け入れも初めて実現させた。

株式会社アレフ

1968年盛岡で創業。ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」、イタリアンレストラン「ペペサーレ」、生パスタと窯焼ピザレストラン「らくだ軒」など、338店舗を全国に展開。全国や海外の生産者と提携し、安全・安心をテーマにした食材の調達にも注力。2006年からは、環境と調和した循環型持続社会・文化形成への貢献をめざしたエコロジーテーマパーク「えこりん村」を北海道恵庭市に開業している。正社員は714 名(平成31年3月31日現在) 、年商376億円(平成30年3月期)。

住所
北海道札幌市白石区菊水6条3丁目1番26号(本社)
会社HP
https://www.aleph-inc.co.jp/

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