千葉県銚子市と株式会社Looopらが銚子新電力株式会社の共同設立へむけた基本協定締結
GLOCAL MISSION Times 編集部
2018/05/28 (月) - 07:00

株式会社Looop(以下 Looop)は、千葉県銚子市および株式会社エックス都市研究所(以下 エックス都市研究所)と、エネルギーの地産地消を目指した銚子新電力株式会社の共同設立に関する基本協定を締結したことを発表した。

銚子市には、日射量が多く風況がよいという地域特性から、太陽光や風力といった再生可能エネルギー発電設備が数多く設置されている。また、日本一の水揚げ高(2017年度実績)を誇る銚子漁港を擁し水産業が盛んな地域でもあり、市内には水産加工業関連の工場や冷凍倉庫なども多く存在している。そのため、水産関連事業者の電力消費量が多く、銚子市としては、エネルギーコストへの課題があった。

その課題を解決し、さらに地域活性化へとつなげていくための取り組みとして、銚子新電力株式会社を立ち上げ、銚子市の特性を活かしたエネルギーの地産地消、効率的なエネルギーマネジメントシステムの構築、銚子市の地場産業の活性化や地域居住者のためのサービス開発なども視野に入れた事業展開を、今後検討していくという。

【Looop 代表取締役社長 CEO 中村 創一郎氏のコメント】
このたび、銚子市及び株式会社エックス都市研究所とともに、銚子新電力株式会社の共同設立に関する基本協定を締結いたしました。

銚子漁港は、7年連続で水揚げ量全国1位となった、名実ともに日本一の港です。日本の食卓を支えている世界に誇れる港です。「電力と漁港」は一見すると関係ないように思えますが、新鮮な魚を届けていくためには冷蔵・冷凍保存等に多量の電力が必要で、とても密接につながっています。

再生可能エネルギーを活用して銚子市のインフラを支えていくとともに、日本中に銚子市の魅力を発信していけるような新電力会社にしていきたいと考えています。

【銚子市 市長 越川 信一氏のコメント】
このたび、株式会社Looop及び株式会社エックス都市研究所とともに、銚子新電力株式会社の共同設立に関する基本協定を締結いたしました。

日射量・風況ともに恵まれた銚子市の自然環境を活かして、再生可能エネルギーの地産地消の取組などを通じた地域活性化や地元への還元策の構築を事業パートナーとともに目指してまいります。

皆さまのご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

【株式会社Looop 会社概要】
2011年3月に東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市・気仙沼市へ中村 創一郎(現 代表取締役)が赴き、複数の施設へ独立型ソーラー発電セットの無償設置を実施したことがきっかけとなり、設立した会社です。

主に4つの事業でビジネス展開しております。

[太陽光発電システム事業]
「自分でもつくれる」をコンセプトに太陽光発電システム(MY発電所キット(R))を日本全国で販売。2011年の販売開始以来、1,991件(2017年11月時点)の実績(2015グッドデザイン賞受賞)

[電源開発事業]
創業期から自社発電所開発を積極的に推進。地域社会と共に再生可能エネルギーの最大普及に取り組み、低炭素社会の実現を目指します。

[電力事業]
2015年7月の事業開始から、高圧電力は、沖縄、離島を除く日本全国で3,000設備以上に供給(2017年12月末時点供給予定含む)。低圧電灯は2018年3月末時点で100,000件以上の契約を獲得。

[蓄電池事業]
2017年4月に蓄電池事業部を新設。家庭用蓄電池に加え、産業用蓄電池をリリース。
VPP実証事業にも参画決定。


商号:株式会社Looop
代表者:代表取締役社長 CEO中村 創一郎
所在地:〒110-0005 東京都台東区上野三丁目24番6号上野フロンティアタワー22階(受付15階)
設立:2011年4月
事業内容:
●太陽光発電システムの開発・販売・設置・管理
●自社太陽光発電所の設置・管理
●自然エネルギーを使用した商品の企画・開発・販売
●電力小売事業
●電力小売に関わる各種業務委託業
●損害保険代理店事業
(取扱保険会社:三井住友海上火災保険株式会社)

資本金:751,500,000円
URL:
https://looop.co.jp
https://looop-denki.com

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