山口市で地方創生の新たな事業活動を応援するGCF(ガバメントクラウドファンディング)がスタート
GLOCAL MISSION Times 編集部
2018/08/13 (月) - 07:00

山口市では、地方創生への取組として、地域の活性化や地域課題の解決に向けて取り組まれる地方創生に資する新たな事業活動を応援するため、平成28年より「山口市ふるさと創生推進事業補助金」を開始しており、これまでに13事業(平成28年度は7事業、平成29年度は6事業)を支援している。

この制度では、基本補助金に加えて、ふるさと納税制度を組み入れた寄附型クラウドファンディング(山口ソーシャルファイナンスのKAIKAふるさと納税)の活用により集まった寄附金を基準に、寄附者の意思を反映した応援補助金を事業者に交付することで、市内外の人々から広く『共感』を得られる事業へ支援していく。

今後も山口市は、地方自治体のまちづくりの中核を担う多様な主体の各プロジェクトに対し、山口市ふるさと創生推進事業補助金を通じて、地域活性化に取り組む活動を推進していく。

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【平成30年度「山口市ふるさと創生推進事業」認定された6事業】

◎やまぐち産休育休ママパパ ハッピープロジェクト

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第一子妊娠中で女性のみ育児休業する予定の共働き夫婦を主対象に、悩みを共有し相談できる場を提供し、男女共に子育てと就労が両立できる「働き方」の実現に向け、家庭内で家事育児をシェアする体制づくりをサポートするプロジェクト

 

◎自社養魚鮎を使った加工品開発プロジェクト

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鳳翩産業が西鳳翩山の麓に所有する鮎の養魚場周辺の土地約4千坪(外観を含む)を、人と人が触れ合う憩いの広場“ら・ら・らキーネ鴻陽の里”として開発する壮大な構想の先駆けとして、鮎の加工場を新設し、加工品の開発を手掛け雇用を創出するプロジェクト


◎新しい価値を生み続けるまちづくりプロジェクト

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「山口市において、モノ・コトを生みだすクリエイターの活動を支援し、定着・発展させることで経済発展を図る」ことを目的に、まずは「新しい価値を生みだす人が出展するイベント」を開催することで、山口市の交流人口の増加を図るプロジェクト

 

◎資源作物「エリアンサス」の育苗場開設プロジェクト

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源作物である「エリアンサス」の播種育苗施設を開設し、雇用を創出すると共に、育苗した苗は燃料や製紙パルプの資源作物として認知普及を行い、市販して栽培収穫後、組合組織で燃料加工等をして地産地消外消を目指すプロジェクト

 

◎「こども食堂」で子どもと親の居場所づくりプロジェクト

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子どもたちが安心して過ごせる居場所として、山口市内に3カ所の「こども食堂」を開設し、多様な参加者を巻き込み地域のつながりを再生することで、子育て支援につなげるプロジェクト


◎地域の住民、学生の連携を強める地域ポータルサイト構築プロジェクト

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山口市の地域資源や店舗情報、市民活動、大学内のサークル、新卒者を求める地元企業の紹介等を行う地域ポータルサイトを構築し、事業化を進める中で雇用を創出するプロジェクト


参考:
KAIKAふるさと納税@山口市
https://www.yamaguchi-city.kaika-cf.jp/top.php

山口市ふるさと創生推進事業補助金
http://www.city.yamaguchi.lg.jp/soshiki/63/26707.html

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