横浜銀行・京急電鉄・ドコモ3社が三浦半島地域の経済活性化に向けた連携と協力に関する協定を締結
GLOCAL MISSION Times 編集部
2018/11/28 (水) - 07:00

コンコルディア・フィナンシャルグループの横浜銀行と京浜急行電鉄株式会社(以下、京急電鉄)と、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、地域創生に向けた取り組みの一環として3つの事業者が一体となり、2018年11月26日(月)に、「三浦半島地域の経済活性化に向けた連携と協力に関する協定」を締結したことを発表した。

三浦半島地域(神奈川県横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町)は少子高齢化、人口減少の課題に直面している。一方で、海に囲まれ豊富な食材などの観光資源や、YRP(横須賀リサーチパーク)を中心とした情報通信技術の集積など、地域経済をさらに活性化できる地域資源が数多く存在し、成長の可能性を秘めた地域でもあった。

「はまぎん10年後プロジェクト」で地域ごとの将来ビジョンの策定・実現に取り組む横浜銀行と、「都市近郊リゾート三浦の創生」のテーマで観光振興に取り組む京急電鉄、中期戦略「beyond宣言」に基づきICT技術を活用した豊富なソリューションで地域創生に取り組むドコモの連携により、三浦半島地域の産業振興や観光振興に継続的な取り組みを推進していくという。

 

【協定の概要】

1.協定の名称
「三浦半島地域の経済活性化に向けた連携と協力に関する協定」

2.協定締結日
2018年11月26日(月)

3.協定に基づく連携事項
(1)三浦半島地域における地域産業の振興・雇用の維持拡大に関すること
・IoTを活用した中小製造業向け生産性改善ソリューション
・YRPへの企業誘致の推進等

(2)三浦半島地域における観光振興に関すること
・マリンレジャーの活性化を狙った葉山マリーナの活用※1
・横浜バンクカード利用者向け優待サービス「ハマトク」に京急グループ施設を追加※2
・ドコモバイクシェアを活用した利便性向上の検討
・ドコモの「モバイル空間統計」等ビックデータ分析による各社関連施設への観光誘客の検討等

(3)そのほか本協定の目的を達成するために必要と認められる事項に関すること

※1:2018年12月3日(月)に、横浜銀行のお客様を京急グループの葉山マリーナにお招きし、船とマリーナの楽しさを体験頂くイベントを予定しております。

※2:2018年12月17日(月)に、ハマトクのWEBサイトにて、京急グループ施設の専用ページ公開を予定しております。

4.各社の役割
横浜銀行:
幅広い顧客・店舗ネットワークを活用した施策展開やプレーヤーのマッチングデータ分析等における、浜銀総研を含めたグループ全体の知的基盤活用「ハマトク」を活用した観光誘客支援

京急電鉄:
三浦半島内のレジャー施設を活用した地域活性化観
光プランの提案やイベント等誘客施策の実施
企業向けセミナーを通じたYRP施設案内

ドコモ:
ICTを活用した産業振興
ドコモバイクシェアによるサイクルシェアリングサービスの検討
「モバイル空間統計」データの活用を検討
会員基盤を活用した加盟店連携や誘客促進施策の検討

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