食のCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」、和歌山県と連携して生産者の販路開拓を支援
GLOCAL MISSION Times 編集部
2019/10/03 (木) - 07:00

全国の農家や漁師などの生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(以下 「ポケットマルシェ」)は、和歌山県(和歌山県 農林水産部 食品流通課)と連携し、生産者の販路開拓を支援する取り組みを開始することを発表した。

ポケットマルシェは、都市と地方をかきまぜることによって関係人口の創出を図っており、一方で和歌山県は、消費者に生産者が自らこだわりを伝えられる販路の開拓を進めており「生産者と消費者を直接繋ぐ」という方向性が一致したことから、今回の連携に至った。本取り組みにて、和歌山県の農水産品およびその生産者の魅力を広く発信し、認知の拡大を目指す。

今後は生産者の想いや生産品の価値を理解して購入する消費者を増やし、和歌山県地場産品のブランド力向上に寄与したいと考え、最終的には、インターネット等を通じて和歌山の食材を継続的に購入したり、実際に和歌山を訪れたりする、県の関係人口を創出することを目的に取り組みを推進していく。

【直近の具体的な取り組み】

①和歌山県産品特設ページの公開

▼概要
和歌山県産品を紹介する特設ページを作成し、2019年10月1日(火)に公開いたしました。特設ページには、地場産品の魅力を紹介する記事や、ポケットマルシェに登録いただいている県内生産者69名の情報を掲載しております。さらに、ポケットマルシェ内商品ページへの導線を設計し、和歌山県産品の購入を促進します。

▼特設ページURL
https://poke-m.com/wakayama-meshi

 ②販売勉強会の開催

▼概要
主に和歌山県内の生産者、約60名を対象に、直接販売(市場外流通)に関する勉強会を開催いたしました。生産者が生産物の価値を発信してファンを獲得するために、インターネットを利用した直接販売は有効ですが、「消費者にインターネットで直販している農家」は、2018年時点でわずか0.74%です(*1)。本勉強会は、インターネットを介して地場産品を直接販売できる生産者を増やしたい、とう背景から実施をいたしました。

勉強会では、直接販売時のノウハウ(写真撮影、説明文作成等)を解説し、また、実際にポケットマルシェを利用されている生産者に登壇いただいて販売事例の紹介を行いました。

勉強会終了後、参加者向けアンケートの「セミナーに満足しましたか?」という設問に対し、96.3%の方より「とても満足」「満足」という回答をいただきました。また、14名の生産者から、ポケットマルシェへ申込みをいただいております。
(*1)出典:農林水産省 農業構造動態調査 / 確報 平成30年農業構造動態調査結果

▼実施日程・地域
2019年8月28日(水)?8月30日(金)に、田辺市・有田郡湯浅町・岩出市にて実施

 

【ポケットマルシェについて】
 ポケットマルシェは、全国の農家・漁師から、直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができるプラットフォームです。現在、1,700名を超える(2019年9月時点)農家・漁師が登録しており、常に2,750を超える食べ物の出品と、その裏側にあるストーリーが提供されています。
URL:https://poke-m.com/

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