東邦銀行とゆうちょ銀行が連携「事業承継ファンド」8月設立 
BizReach Regional
2017/07/24 (月) - 07:00

東邦銀行は、法人が事業承継する際の株式集約を資金面から支援し、円滑な事業承継につなげられるよう、ゆうちょ銀行と共同出資で「とうほう事業承継ファンド」を8月1日に設立する。

出資総額は5億円となり、東邦銀行とゆうちょ銀行が各2億円、東邦リースが2000万円、山田ビジネスコンサルティングが8000万円。法人が事業承継で株式を集約する際、ファンドが分散した株式を引き受ける。法人は経営に関する決定で株主に否決されるリスクを減らせ、株主は株式を資金化できるという。

対象は本県や宮城県など東邦銀行の営業エリア内にあり、2000万円以上の出資が見込まれる法人。東邦リース、山田ビジネスコンサルティングがファンドを共同で運営し、法人の株式集約に向けたコンサルティングを行う。

【スキーム図】

サムネイル

 

東邦銀行とゆうちょ銀行は、本ファンドへの出資をきっかけに、地域経済の活性化、地方創生に貢献を目指す。地方の金融機関と、ゆうちょ銀行が連携したファンドの設立は東北では初めての取組みとなる。

参考:
東邦銀行 プレスリリース

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