神戸市とフェイスブックジャパンが地域経済・地域コミュニティ活性化に関する事業連携協定を締結
GLOCAL MISSION Times 編集部
2018/08/01 (水) - 07:00

神戸市とフェイスブックジャパン株式会社は、経済分野・コミュニティ分野など幅広い分野でSNSを活用することにより地域経済・地域コミュニティの活性化を図ることを目的とする「地域経済・地域コミュニティ活性化に関する事業連携協定」を締結することを発表した。

今後、Facebook及びInstagramを活用した地方創生支援プログラム「コミュニティの力、起動!」を全国初の取組みとして開始する。

サムネイル

【協定概要】
協定期間:平成30年8月~(年度更新)

協定の内容(事例):
(1)市政情報発信支援プログラムの実施
・庁内でのSNS活用セミナーの開催
SNSを情報発信に活用する際の効果的な手法や運用ルール、トラブル対策などについての職員対象セミナーを開催し、情報発信のノウハウを広げます。

・SNS利用に関するアドバイスの提供
神戸市で運営しているSNSページ(Facebook・Instagram)におけるトレンドや人気コンテンツ等の分析を踏まえた改善アドバイスの提供を受け、わかりやすくニーズに合った市政情報発信につなげます。

(2)地域経済活性化促進プログラムの実施
・中小企業等対象のビジネス拡大・人材確保支援
中小企業・スタートアップ等を対象とする、SNSを活用した海外展開を含むビジネス拡大・ブランディング・マーケティング及び人材確保を支援するセミナー「Facebook Marketing Boot Camp」を開催します。

・神戸の産業・観光・ライフスタイルの魅力発信
都市型創造産業の集積、観光・暮らしのプロモーション、ふるさと納税、食都神戸2020、地場産業など、神戸のブランド力向上や交流人口拡大につながる事業に関連する情報発信イベント及びネットワーク形成についての企画を検討します。

(3)コミュニティ活性化促進プログラムの実施
・青少年及びシニア対象のSNS安全利活用支援
昨年度より推進しているスマホの適正利用を啓発する取組み「スマートスマホ都市KOBE」の一環として、青少年及びシニアを中心とした地域コミュニティ対象のSNS安全利用についてのセミナー「Facebook/Instagram青少年安全セミナー」「#100年ずっ友プロジェクト・セミナー」を開催します。また、安全セミナーに加えて青少年を対象とした「Instagram活用」セミナーも同時に開催します。

・SNSで市民をつなぐ市民参加型SNS投稿キャンペーン
あらかじめ設定されたスポットやイベントで撮影した写真を指定のハッシュダグを付けたうえでFacebook又はInstagramに投稿いただき、抽選で景品をプレゼントするキャンペーンを実施します。また、投稿いただいた内容については、キャンペーン専用のFacebookページでシェアし、神戸のまちの魅力を共有します。

・NPO活動支援
地域で活動するNPOを対象としたSNS活用のためのセミナーを開催します。
※その他の分野・取組みにおいての連携可能性についても引き続き協議を行う予定

【当面のスケジュール(予定)】
9月8日(土曜)~16日(日曜)にかけて、「神戸市Facebookブルーウィーク」と題し、セミナー及び企画を集中的にデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)で開催します。上記プログラムの一部を本日より参加募集を開始します。詳しくは専用WEBサイト「神戸市Facebookブルーウィーク」をご覧ください。
このほかの企画については、開催1ヶ月前をめどに専用WEBサイトで告知・募集をする予定です。

参考:
「神戸市Facebookブルーウィーク」WEBサイト
http://www.city.kobe.lg.jp/information/project/innovation/fbcommunityboostkobe.html

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