【ミッション】信州大の客員研究員としてNiKKi Fron(株)の経営課題を解決せよ
GLOCAL MISSION Times 編集部
2018/08/24 (金) - 07:00

今年で創業122年を迎える特殊プラスチック開発・製造のNiKKi Fron株式会社(長野県長野市、春日孝之代表取締役社長)は、次の100年を見据えて、信州大学など四者によるコンソーシアムが実施する「100年企業創出プログラム」に参画する10企業(予定)に名を連ねる。同プログラムは、首都圏などで活躍するキャリア人材を信州大学が客員研究員として受け入れ(2018年10月~19年3月)、長野県内の企業の課題解決に取り組ませる「実践型リカレント教育」のプログラムだ。同社が求めるのは、各部署の次世代を担う中堅社員とともに「次世代事業体制の構想」の策定だ。

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ユニークな進化を遂げた企業の次世代構想

【企業】
1896年に長野で麻問屋として創業し、麻を材料としたパッキング材を上田蚕糸専門学校(現 信州大学繊維学部)との産学官連携により発明したことをきっかけに、1944年には商業から工業への転換を図った。刻々と変化する時代の中で、現在では、半導体産業、自動車産業の両分野にフッ素プラスチックや繊維強化プラスチックといった最先端の素材や加工部品、そして機械装置を提供するメーカーに成長し、活動拠点も本社長野以外に国内では東京に営業所、滋賀に工場、そして海外ではタイに工場を構え、グローバル競争に打ち克てる「開発型企業」を目指して日々取り組んでいる。
【課題】「100年企業創出プログラム」において、次の100年に向けて掲げる課題は、先見の明を発揮してきた企業らしく、「次世代事業体制の構想」の策定だ。ここ10年、下請け型から自立型メーカーへの転身を進めているが、事業環境への対応に追われてなかなか抜本的な構想が描けていない。今後の継続的・持続的な事業発展を目指せる足固めをしていくため、各部署の次世代を担う中堅社員(次期課長候補クラス)とともに現在の会社の課題を洗い出し、「自立的」に会社の将来像を描き、3年スパンのマイルストーン、アクションプランを策定する。

地域企業×キャリア人材を結びつける

【100年企業創出プログラム】
信州大学の客員研究員として地域の企業の経営課題に挑む「実践型リカレント教育」として実施される。実施期間は今年10月からの半年間で、長野県内10社(予定)から出された経営課題を解決するための人材を、1社につき1名ずつ募集する(合計10名)。首都圏をはじめとする都市圏で活躍するキャリア人材を想定しており、その人材は信州大学の客員研究員として、自らの経験を生かしながら週のうち3~4日は各企業に出向き、1~2日は大学で特設ゼミに所属して特任教授らとディスカッションしながら課題解決に取り組む。客員研究員には活動費として月額30万円が支給され、一定の報酬を得ながら「実践型リカレント教育」を受けることができるプログラムとなっている。客員研究員への応募は以下のサイトから。

公式サイト:
https://www.shinshu-u.ac.jp/project/100nen_kigyo/
問い合わせ:
信州大学 学術研究・産学官連携推進機構
100nen_kigyo@shinshu-y.ac.jp

会社名:NiKKi Fron株式会社
所在地:長野県長野市
売上高:6,400百万円
従業員数:グループ計300人
業種・業態:
半導体製造装置向けを中心としたフッ素プラスチック素材・加工品、自動車用クラッチフェーシングなどの摩擦材・繊維強化プラスチック製品の製造・販売、プラスチック射出成形機の組立、販売

公式サイト:
http://www.nikkifron.com/

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