ニッポンタブレット、奈良県三宅町と事業連携協定を締結「キッチンカーを活用したキャッシュレス化」推進
GLOCAL MISSION Times 編集部
2018/12/20 (木) - 07:00

自治体や中小個人商店等を対象にキャッシュレス決済機能等を搭載したタブレット端末の無償レンタル事業を行うNIPPON Tablet株式会社(以下 ニッポンタブレット)では、「日本で2番目に小さい町」として知られる奈良県三宅町と包括連携協定を締結したことを発表した。

ニッポンタブレットでは、今後、三宅町とともに「キッチンカーによるキャッシュレス化推進事業」に取り組むことによって、三宅町のキャッシュレス化を進め、地域経済の発展に貢献していく。

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面積4.06km2と日本で2番目に小さい面積の町・奈良県三宅町では、町保有のキッチンカーで営業する事業者を公募し、選ばれた事業者とともにキャッシュレス化の実証実験を行う計画の準備を進めている。

ニッポンタブレットはこの実証実験にパートナーとして参画し、キャッシュレス決済機能を搭載したタブレット端末をキッチンカーの事業者に無料貸与、キッチンカーで買い物をする利用者が気軽にキャッシュレス決済を体験できる機会を提供する。

同時にキャッシュレス決済の便利さを他の事業者にも体感してもらうなどして、町ぐるみでキャッシュレス化を推進、「キャッシュレスタウン」として同町の知名度向上をサポートしていく。

また、実証実験で得られた購買履歴等のデータから事業者・消費者双方のニーズを分析、その結果を町に還元することによって、町の経済の活性化・充実した町づくりにも貢献していくという。

なお、本実証実験に参画する事業者公募資格等の詳細は決定次第、三宅町のホームページ等で告知され、選ばれた事業者は2019年4月以降、キッチンカーでの営業を開始する予定。

ニッポンタブレット 武田社長は、「森田町長の若くて推進力のある気概と、三宅町の歴史に触れて、非常に良い取り組みに参加させていただくことに喜びを感じております。三宅町との連携に期待を寄せながら、これを契機として自治体だけでなく、様々なキッチンカー業者とともに、地域を活性化させていきたいと考えております。」とコメントしている。
 

■ニッポンタブレットのタブレット端末で利用できる決済ブランド(2018年12月14日現在)
Amazon Pay、NTTドコモ「d払い」、pring、PAY ID、WeChat Pay、Alipay、NETS Pay
※現在も上記以外の国内外の決済ブランドとの提携準備を進めており、2019年5月までに、新たに10決済ブランドの利用が可能になる予定。
 

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