日本人の漁師の担い手確保・育成を目的に活動をしている、一般社団法人全国漁業就業者確保育成センター(以下「漁師.jp」)(代表理事会長:小坂智規 所在地:品川区上大崎)は、
7月8日(土)福岡、7月17日(月・祝)東京、7月22日(土)大阪で漁業就業支援フェアを開催します。
イベント詳細 : https://ryoushi.jp/fair/
先般、農林水産省より2022年11月1日現在の漁業就業者数は123,100人、前年より6,220人減と公表されました。漁業就業者数は毎年減少しており、20年前の2002年243,330人と比較すると約12万人減となっています。しかし25歳以下の漁業就業者数は2002年4,950人に対し2022年5,570人と増加傾向にあり、一定数の若者が新たに漁師になっています。(平成14年漁業就業動向調査、令和4年度漁業構造動態調査による)
「一度しかない人生、自然を相手にチャレンジしてみたい。」
毎年、子供のころからの夢だった漁師にチャレンジする若者が、このイベントに参加し、夢をカタチにしています。
イベントの概要
◇参加費無料 ◇申込不要◇履歴書不要◇服装自由◇入退場自由
◆未経験者 ◆就活生 ◆高校生 ◆小学生 ◆家族連れ
どなたでもご参加いただけるイベントです!
≪福岡会場≫
開催日:2023年7月8日(土)
場所:福岡ファッションビル8階(福岡市博多区博多駅前2-10-19)
≪東京会場≫ 漁師の日開催
開催日:2023年7月17日(月・祝)※7月第3週月曜日は「漁師の日」です。
場所:東京都立産業貿易センター浜松町館2階(東京都港区海岸1-7-1)
≪大阪会場≫
開催日:2023年7月22日(土)
場所:マイドームおおさか2階CDホール(大阪市中央区本町橋2-5)
開催時間:12:30~16:30(受付 12:20~15:30)3会場共通
出展予定団体数:約150団体(延べ約200団体)
北海道から沖縄県まで多種多様な漁業団体が出展します
来場者見込み:3会場計600人
主催:一般社団法人全国漁業就業者確保育成センター
後援:水産庁
協力:くら寿司株式会社 株式会社マイナビ 小豆島の漁師はまゆう
漁師.jpでは20年前からこうしたイベントを開催してきました。まだまだ一般的とは言えない「漁師」という職業ですが、本年5月独自に全国の漁師に調査した「生まれ変わっても漁師になりたいですか?」というアンケート(漁師まるごとアンケートの一部)では、回答のあった現役漁師214人中140人の65%が「生まれ変わっても漁師になりたい。」と回答しています。3Kと言われることのある現場での仕事ですが、実際には"達成感がある”、"毎日がワクワクする”といった声も多く、SDGsの開発目標の一つである「海の豊かさを守る」ことにも直接的に繋がることのできるやりがいのある素晴らしい職業です。
「漁師になりたい」といってもどうやったらなれるのかわからないという若者も多く、そういった若者にとっても、漁業界にとっても、当フェアはとても重要なイベントとして注目されています。
今年度の漁業就業支援フェアは3年振りに、日本列島を縦断し福岡東京大阪の3ケ所で開催致します。
日本の社会的課題として「食料の安定供給」「漁村地域の過疎化」があげられる中で、懸命に生きている全国の漁師や漁業関係者が集まり、漁業の担い手を発掘する日本唯一のイベントです。