生まれも育ちも東京の長岡枝里さんは、長崎の博物館へ就職したことをきっかけに、ゆかりのない九州へ引越し、結婚後、武雄市に移住されました。武雄の広々とした家で暮らしながら、長崎へは新幹線で通勤されています。今回は武雄と長崎間の通勤事情や暮らしの魅力などについて、詳しくお話しを伺いました。
今のお仕事について教えてください。
長崎歴史文化博物館で研究員(学芸員)をしております。大学院で日本美術の研究をしていたこともあり、長崎の美術や歴史について、展覧会を通して紹介する仕事をしています。
生まれも育ちも東京で、長崎には学生時代に2回、旅行で訪れたことがあるくらい。学芸員はポストが空かないと、なかなか募集されないのですが、タイミングよく長崎で募集があり、応募してみたところ採用されました。
武雄市で暮らすことを考え始めたきっかけを教えてください。
武雄市からの通勤は便利ですか?
武雄市の何に魅力を感じて、暮らすことを決断されましたか。
実際に街を歩いてもみると、自然を感じながらも、適度にスーパーがあり暮らしやすそうでした。新しい家がどんどん建っていて、昔からいらっしゃる方でがちがちの印象はなく、コミュニティとしても暮らしやすいと思いました。子育て支援も充実しているようです。
実際に武雄で暮らしてみて、暮らしやすさについてはどのように感じていますか。
武雄の暮らしで少しイメージが違ったことを教えてください。
車がないと暮らせないと思っていましたが、コンビニやスーパーでしたら、自転車で行けますし、福岡や長崎にもすぐに出られるので、普段の生活で困ることはありません。夜は静かですし、日常的な「寝る」「食べる」「家を持つ」ということを考えると、武雄は条件がよいと思います。
武雄でのお気に入りの過ごし方教えてください。
武雄市図書館にはときどき行きます。お洒落でカフェも入っていて、のんびりしていても許されるという、武雄の人に必要とされる施設だと思います。武雄には、クオリティの高いカフェやレストランがあるので、そういった場所を探すのも面白いですね。自宅も気に入っているので、家で過ごすことも多いです。
最後に、武雄市への移住を検討している方へのメッセージをお願いします。
武雄は都会的な暮らしとおだやかな生活の“いいとこ取り”ができます。私たち夫婦は、キャリアをあきらめないために武雄に引っ越してきました。福岡や長崎の遠距離カップルは多いと思うので、武雄市を拠点の選択肢に入れるのはありかなと思います。新幹線通勤はハードルが高いと感じるかもしれませんが、私はこの生活が気に入っています。武雄は新参者にやさしく、過度な干渉も感じないので、都会の生活に疲れた方はぜひ!