WILLER TRAINSと丹後王国が農業振興や地域の活性化を目的とした「貨客混載事業」を開始
BizReach Regional
2017/05/22 (月) - 17:58

京都丹後鉄道を運行するWILLER TRAINS株式会社と株式会社丹後王国は連携し、丹後地域の農業振興や地域の活性化を目的とした「貨客混載事業」を開始する。本事業は平成29年5月9日付けで、国土交通省近畿運輸局・農林水産省近畿農政局から、「物流総合効率化法」に基づく総合効率化計画の認定を受けており、農業の振興と地域の活性化を目的とした貨客混載事業としては全国初の試みとなる。

本事業では、これまで丹後王国「食のみやこ」に直接出荷を行ってきた農家の方が、丹鉄沿線の最寄り駅へ農産物を運搬し定期列車で輸送することで、高齢者ドライバーの増加や運転の長距離化に伴う運送にかかる負担を軽減するとともに、物流の効率化を図る。また運搬に必要だった時間を、農作物の生産にあてることができる環境を整えることで、生産性の向上にも貢献していく。

輸送された新鮮な農作物を西日本最大級の道の駅『丹後王国「食のみやこ」』の施設内で販売するほか、地域内外の飲食店、スーパー等への卸などを通じ、販路の拡大を実現することで、より多くの方に丹後地域で採れた農作物の魅力をアピールし、地域活性化を進めていく。

【「貨客混載事業」 概要】
(1)運行開始日 6月1日(木)
(2)内 容 丹後王国「食のみやこ」の登録農家の方の農産物を定期列車で輸送する
(3)輸送区間 久美浜駅→峰山駅
※農産物を輸送する列車は下記の4列車に限定

サムネイル


※運行表は丹後鉄道プレスリリースより

 

参考:
京都丹後鉄道プレスリリース

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