ヤマト運輸・伊丹市・ミマモルメが連携し、新たな見守りサービスの実証実験を開始
GLOCAL MISSION Times 編集部
2019/03/19 (火) - 07:00

兵庫県伊丹市、阪急阪神ホールディングス傘下の株式会社ミマモルメ(以下「ミマモルメ」)とヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸株式会社(以下「ヤマト運輸」)は、2019年3月18日より、子どもや高齢者の居場所をご家族にお知らせするサービス「まちなかミマモルメ」と、市バス・市の公用車やヤマト運輸の集配車両など約50台を連携させた新たな見守りサービスの実証実験を開始することを発表した。

伊丹市は、子どもや高齢者に関わる犯罪の抑止や事件・事故の早期解決を目的に、「まちなかミマモルメ」を2016年3月より実施しており、通学路や学校の校門など市内1,000カ所に防犯カメラと一体となった受信器を設置し、ミマモルメの発信器を持った子どもや高齢者が付近を通過する際に、位置情報や通過時間などの居場所情報を家族に配信しているサービスを実施していた。

本実証実験は3月18日より、市バス・市の公用車3台と、市内を走るヤマト運輸の集配車両 約50台および宅急便センター4拠点に電波受信器の機能を持つスマートフォンを搭載し、走行しながら受信する居場所情報を「まちなかミマモルメ」と連携することで、よりきめ細かい見守り情報を配信する新たな見守りサービスの実証実験を開始する。

今回の実証実験で得られるユーザーの声や、運用上の課題などの検証を行い、さらなる安全・安心な見守りネットワークの構築を進めていくという。

【実証実験期間】
2019年3月18日(月)~2019年5月31日(金)

【取り組みの内容】
伊丹市内を走行する、市バス・市の公用車やヤマト運輸の集配車両および宅急便センターに、移動受信器アプリ※をインストールしたスマートフォンを搭載します。

発信器を持った子どもや高齢者が車両や拠点の付近を通過した際に、発信器からの情報をスマートフォンが受信し、ご家族の方に「まちなかミマモルメ」アプリを通じてお知らせします。

今回の実証実験の取り組み内容は、「まちなかミマモルメ」サービスにご登録いただいているすべての方が、新たな設定を行う必要なくご利用いただけます。また、追加料金も発生いたしません。なお、「まちなかミマモルメ」の詳細につきましては、下記のURLをご参照ください。

「まちなかミマモルメ」ホームページ
https://www.hanshin-anshin.jp/machinaka/

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