全国の自治体でマスクを生産供給 「洗える備蓄マスク地産プロジェクト」が始動
GLOCAL MISSION Times 編集部
2020/05/15 (金) - 07:00

老舗日本製ストレッチパンツ専門工房の「TAKUMIBA(タクミバ)」を運営するパレ・フタバ株式会社 (以下、パレ・フタバ)、官民連携プラットフォーム「WiseVine(ワイズバイン)」を運営する株式会社WiseVine(以下、WiseVine)、人・しくみ・テクノロジーで衣服の価値を変えるシタテル株式会社(以下、シタテル)は、各自治体と協同で「地元で作り、地元で備蓄し、地元にお届けする。」をテーマとした『洗える備蓄マスク地産プロジェクト』を開始した。

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新型コロナウイルスの猛威により、全国各地でマスク不足が問題になっている。本プロジェクトはマスク不足が長期化した場合に、洗って繰り返し使えるマスクも備蓄品として有効活用してもらうために始動された。また、マスクを生産することにより、地元で作り、地元で備蓄し、地元に届けることで、地域の技術ある縫製工場を守り、地域住民のために働く方を守りたいという思いも込められている。


プロジェクトスキーム

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「TAKUMIBA」が企画・ノウハウ提供したマスクを、各自治体内にある「シタテル」に連携した縫製工場にて生産し、自治体に納品。その後、各自治体にある保育施設や介護施設などにマスクを供給するプロジェクト。350以上の自治体が利用する官民連携プラットフォーム「WiseVine」を活用し、新型コロナウイルス感染症対応「地方創生臨時交付金」に対応する施策パッケージとして提供することで、迅速な施策立案・執行を支援していく。
 
本プロジェクトの1例目として、大阪府の介護現場で働くスタッフ用に3,000名分のマスクを納品。今後は他の自治体にも本プロジェクトを拡げていくことを目指すという。



マスク特徴
・「トリコット」という伸縮素材を使用しているため、耳が痛くなりにくく、毛羽立ちしない。
・ 洗って繰り返し使用可能。
・使用している生地は花粉を94%ブロック。
※ウイルスを防ぐ試験は未実施。

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