せとうちDMOが中国人観光客向け決済サービス「支付宝(アリペイ)」導入支援を開始
BizReach Regional
2017/11/28 (火) - 07:00

せとうちDMOは、瀬戸内における観光需要の高まりによる企業・団体のビジネスチャンスの拡大と、持続的なビジネスの発展を応援するため「せとうちDMOメンバーズ」会員に対する新たなサービスとして、株式会社リクルートライフスタイルと連携し、「支付宝(Alipay/アリペイ)」の導入支援を開始した。

支付宝は、中国(中華人民共和国)で5.2億人(中国人のおよそ3人に1人)が利用しているモバイル決済サービスで、顧客がスマートフォンで提示する支付宝アプリのQRコードを、端末で読み取るだけで代金決済が可能となる。「せとうちDMOメンバーズ」会員に対し、支付宝の導入支援として、加入手続や使用方法の説明等をフォローをしていく。

昨年、日本を訪れた中国人旅行者数は637万人にのぼり、訪日外国人全体の26.5%を占めている。中国ではキャッシュレス化が進んでおり都市部ではモバイル決済が浸透している。一方で訪日した際の決済手段は現金が主流であり、ストレスのない決済手段へのニーズは高い。

せとうちDMOではこうしたビジネスチャンスを逃さないよう、中国で日常的に利用されている決済手段「支付宝」の導入を促進することで、さらなる集客と観光消費額の増大を目指していくという。

サムネイル

※せとうち DMO
一般社団法人せとうち観光推進機構および株式会社瀬戸内ブランドコーポレーションを中心に構成。
Destination Marketing/Management Organization:観光地(Destination)を活性化させて地域全体を一体的にマネジメントしていく組織。
HP:http://setouchitourism.or.jp/ja/

※メンバーシップ事業「せとうちDMOメンバーズ」
瀬戸内の企業等が、業種や地域の枠を超えて連携する場を設けるとともに、訪日外国人観光客の取り込みを狙い新商品・サービスの開発、販路拡大に意欲的に取り込む企業等に対し、個々では備えが難しい様々な機能を、定額制にて提供し、事業者の支援を行うもの。

Glocal Mission Jobsこの記事に関連する地方求人

同じカテゴリーの記事

同じエリアの記事

気になるエリアの記事を検索