国立大学法人 岩手大学（以下、岩手大学）と株式会社NTTドコモ（以下、ドコモ）は、5Gや各種 ICTツール・サービス等を活用し、地場産業の活性化等を通じた地域創生に資する技術開発やICTなどに係る人材育成を推進するため、様々な分野の取り組みを相互に連携・協力するための連携協定（以下、本協定）を締結した。
??協定の名称
「国立大学法人岩手大学と株式会社NTTドコモとの連携と協力に関する協定」
??協定締結の目的
地域の発展に寄与することを目標に、岩手大学の研究活動による専門知識と、ドコモが事業展開してきた経営資源を基に、地域活性化に資する研究交流、人材交流、人材育成、技術開発交流などのうち相互の協力が可能な分野において、具体的な協力を有機的に推進していくことを目的とする。
??本協定に基づく連携事項
以下に掲げる事項について、相互に連携協定を保ち、円滑かつ積極的な推進を図る。
（1）各種ICT技術を活用した研究や技術開発に関すること
（2）各種ICT技術・サービス等の開発・活用に係る人材育成に関すること
（3）その他連携に必要な事項に関すること
??検討中の具体的な取り組み
（1）ICTアセットを活用したビジネスモデル創出による地場産業の活性化
・陸上養殖遠隔管理システムの構築
サクラマス陸上養殖の生産性向上にむけ、遠隔管理システムを構築し、個体管理や異常早期検知、および給餌適正量管理のためのデータ蓄積・解析を実現。
＜実施イメージ＞ https://kyodonewsprwire.jp/img/201807246276-O1-RbwSHOXU
・IoT養鶏システムの構築
IoTセンサーを活用し、鶏舎内の温度・湿度・酸素・生育情報などを遠隔モニタリングおよび遠隔コントロールすることで、鶏舎内の環境を精密制御し、養鶏育成率の向上を目指す。
＜実施イメージ＞https://kyodonewsprwire.jp/img/201807246276-O2-Zly081ZI
（2）5G技術を活用した岩手大学の先端技術の創出
・産業動物遠隔診療、診断システムの構築
診療施設・獣医師不足の解消に向け、産業動物診療データのリアルタイム伝送など遠隔診療システムを構築。
＜実施イメージ＞https://kyodonewsprwire.jp/img/201807246276-O3-m84HwiXd
（3）ICTを活用した教育システム環境の高度化
・ICTを活用した遠隔学習
ICTを活用した遠隔学習環境を構築し、人材育成と将来的には大学内外組織の交流を促す。
＜実施イメージ＞https://kyodonewsprwire.jp/img/201807246276-O4-TSPI075v
※上記以外の地方創生の推進に資する新たな共同研究等についても別途協議し、合意できたものから順次実施する。
＞＞＞NTTドコモの情報発表資料はこちら
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/index.html
