ANAとトラストパークが「九州周遊観光サービスモデル事業」で連携協力 車泊モニター募集
GLOCAL MISSION Times 編集部
2018/12/26 (水) - 07:00

九州周遊観光活性化コンソーシアムは、ANAホールディングス株式会社が推進する次世代ツーリズム「シェアエコツーリズム」に協力し、九州8地域で展開するシェアリングエコノミーサービス「車泊(くるまはく)」ならびにレンタルキャンピングカーを提供し、《ANA国内線航空×キャンピングカー・車泊による新しい旅の体験を提供する》実証事業を行う。

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ANAホールディングス株式会社は、シェアリングエコノミーをリードする各企業と連携し、日本で初めてとなるシェアリングサービスを活用した新しい旅の提案ページ「Look for your style」を開設している。

近年、ミレニアル世代に象徴される価値観や消費形態の変化、訪日外国人旅行者の拡大を受け、シェアリングエコノミーが注目を集めており、一棟貸し切りの古民家への宿泊、高級オープンカーでのドライブ、現地ガイドによるその土地ならではのアクティビティ体験など、旅行スタイルの多様化に合わせて、従来のパッケージツアーでは味わうことができない新しい旅の体験を提供していた。

一方、九州周遊観光活性化コンソーシアム(※1)は、2017年11月より、総務省の委託事業(IoTサービス創出支援事業)として20の広域自治体・団体で構成し、シェアリングエコノミー型九州周遊観光サービスモデル事業「車泊(くるまはく)」を九州8地域で展開。地域の観光振興を目的として、不稼働時間帯の駐車場や未活用の遊休地に、車中泊が可能になるルール整備と、無人運用が可能な電源提供型の休憩駐車管理システムを導入し、地域滞在消費を促進する取組を行っていた。

地域に宿泊施設が少なく、観光素材は豊富だが観光商品として整備されていないものが多く、観光客に認知されず通過型地域となっているなど、各地域が抱える課題の解決に向けて車泊拠点を整備することで、観光振興や地域滞在消費の促進につなげ、一極集中する都市から地方へ送客するコンテンツとその仕組みを創り、交流人口を増やし地域経済の活性化を目指していく。

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今回の連携協力は、九州周遊観光活性化コンソーシアムが九州8地域で展開するシェアリングエコノミーサービス「車泊(くるまはく)」ならびにレンタルキャンピングカーを提供し、車泊サービスを導入している地域をはじめ、2泊3日の九州旅行を通じて「国内線航空×キャンピングカー・車泊による新しい旅の体験を提供する」モニター事業となっており、旅行スタイルの多様化に合わせて、従来のパッケージツアーでは味わうことができない新しい旅の体験を提供することで、新しい旅のスタイル「シェアエコツーリズム」を推進していくという。

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【「九州周遊キャンピングカー車泊モニター」実証事業概要】

日程:
2019年1月19日(土)~21日(月)3日間
2019年1月26日(土)~28日(月)3日間

行程:
福岡市内ホテル1泊
熊本県・長崎県・福岡県の車泊地域
(道の駅 あそ望の里くぎの、道の駅 きくすい、島原城、くじゃく荘、道の駅おおきのいずれか)1泊

【各社の役割】
(1)トラストパーク株式会社
・車泊サービスの予約管理
・車泊拠点における車泊サービスの提供

(2)ANAホールディングス株式会社
・ANA国内線往復航空券の手配、福岡市内ホテルの宿泊提供
・モニターに関する利用者アンケート収集

(3)株式会社RVトラスト
・キャンピングカー車両の貸出

【参考】
 九州周遊キャンピングカー車泊モニター チラシ
 https://prtimes.jp/a/?f=d28008-20181225-5445.pdf


※1:九州周遊観光活性化コンソーシアム 実施団体名
トラストパーク株式会社、熊本県南阿蘇村役場、熊本県和水町役場、長崎県島原市役所、長崎県川棚町役場、福岡県大木町役場、九電テクノシステムズ株式会社、株式会社イー・フォレスト、軒先株式会社、株式会社RVトラスト など20団体

 

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