fabbit、宗像市・宗像商工会が創業支援事業に関する連携協定を締結 官民一体・街ぐるみでスタートアップを支援
GLOCAL MISSION Times 編集部
2020/02/11 (火) - 07:00

スタートアップ企業支援とコワーキングスペース運営のfabbit株式会社(以下「fabbit」)は、福岡県宗像市、および宗像市商工会と、「創業支援事業に関する連携協定」の締結したことを発表した。

本協定は、令和元年6月に宗像市より公募された「赤間駅南口第2自転車等駐車場2階活用事業者募集事業」において、fabbitが提案したコワーキングスペース「fabbit宗像」開設計画が宗像市より採択された事を受け、官民一体・街ぐるみでスタートアップを支援し、宗像発の地方創生を実現する事を目的としている。

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fabbitは政府の提唱する「日本再興戦略2016」(現「未来投資戦略2018」)の趣旨に賛同し、「スタートアップ企業」や「中小企業の第二創業」の支援およびコワーキング・レンタルオフィス施設fabbitの運営を行っている。

「fabbit宗像」は、fabbitにおける福岡県5カ所目の拠点として、JR赤間駅南口に2020年4月のオープンを目指しており、従来のfabbitが持つ機能に加え、創業経験者を中心とした地元サポーター12名が交代で駐在し、様々な分野の創業相談に速やかに対応できる体制が特徴となっている。

伊豆市長は「この連携の輪を拡大し、さらなる地域の活性化を図っていきたい」と抱負を述べた。fabbitは、これからも独自のエコシステムを強化し、スタートアップ企業の成長と地方創生の実現に寄与していくという。


【宗像市が発表した本協定締結の狙いについて】

1:「fabbit宗像」という、赤間駅南口直結で抜群なアクセスを有する場所に創業拠点ができ、市内外の創業希望者及び創業者の情報収集、交流、各種相談等が物理的に容易となる。

2:全国、世界にネットワークを持つfabbitのサービスを、都市圏まで出向くことなく享受でき、相談内容や創業希望度合いに応じて市や商工会等公的機関に繋ぐハブ機能が創造される。

3:地元創業者を中心とした「地元サポーター(民間相談員)」が創業希望者等の一次的相談窓口を担うことで、実体験に基づく「共感」が生まれ、公的機関の体制下で課題となっていた心理的な相談ハードルが下がり、女性や学生等潜在的創業者への支援の拡充、ニーズの顕在化が期待される。

4:宗像市や商工会が持つ市内事業者と創業者のネットワークが「fabbit宗像」に集積されることにより、ビジネス交流やマッチング等が促進され新産業、新事業の創出が期待される。



【レンタルオフィス・コワーキングスペースfabbitについて】

fabbitは、政府の提唱する「日本再興戦略2016」の趣旨に賛同し、「スタートアップ」や「ベンチャー企業」、「中小企業の第二創業」の支援に特化した、国内外に45カ所の拠点を有している日本最大級のコワーキングスペースです。

ワークスペースの提供だけではなく、オープンスペースで異文化・異業種が交流できる特性を活かし、スタートアップ企業の成長を支援するための様々なプログラムを提供しています。

毎年の大規模カンファレンスや月例のカンファレンスなど、年1,000回を超えるイベントの実施の他に、イベント後のネットワーキング、インキュベートミーティングを通じた販路拡大や人材採用の支援、著名な日本のVCと組成したファンドからの資金調達支援等、スタートアップ企業が直面するあらゆる課題に対応しています。

fabbit 株式会社
URL: https://fabbit.co.jp/

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