郡山市、郡山市観光協会、日本旅行が「DMO推進とSDGsによる観光振興及び地域活性化」に関する連携協定を締結
GLOCAL MISSION Times 編集部
2020/03/18 (水) - 07:00

福島県郡山市(以下、郡山市)と一般社団法人郡山市観光協会(以下、郡山市観光協会)と株式会社日本旅行(以下、日本旅行)の3者は、それぞれの資源を有効に活用した共同による活動を推進することにより、持続可能な観光振興及び地域活性化に資するため、「DMO推進とSDGsによる観光振興及び地域活性化に関する包括連携協定」を締結したことを発表した。

200318_news_01.png (594 KB)

包括連携協定の主な内容


1.観光分野にかかるSDGsの推進に関すること
健康増進、環境保全等の視点を加えた観光事業の推進など

2.DMO体制による地域資源を生かしたブランド力の向上に関すること
MICE来訪者などの滞在観光を強化、サイクルツーリズムなどこおりやま広域圏を視野に入れた周遊観光事業の企画展開など

3.郡山市産品の認知度向上及び販売促進に関すること
フェア等の開催情報の共有と活用によるこおりやま広域圏を巻き込んだ物産PR事業の展開など

4.地域活性化及び観光誘客の促進に関すること
インバウンド誘客に向けた体験・地域イベントの磨き上げなど

5.観光関連産業の人材育成に関すること
観光関係事業者の人材育成やネットワークの強化など

6.その他観光振興及び地域の活性化に関すること
観光案内所の広域化やインバウンド対応の高度化に関する企画など


<郡山市>
 郡山市は、少子高齢・人口減少問題への対策や東日本大震災からの更なる復興に向けて、将来都市構想に「みんなの想いや願いを結び、未来(あす)へとつながる郡山 ~課題解決先進都市 郡山~」を掲げた郡山市まちづくり基本指針「あすまちこおりやま」を2018年4月に策定し、観光分野においては、「たくさんの人が『また来たい』、『住んでみたい』と思えるまち」を目標に、DMOによる「観光まちづくり」や、日本遺産に認定された安積開拓・安積疏水の歴史、16市町村からなる連携中枢都市圏(以下、こおりやま広域圏)の豊かな観光資源をベースに周遊・滞在観光やインバウンドに向けた事業を展開しております。また、昨年7月に国の「SDGs未来都市・モデル事業」に選定されたことを契機に、健康や気候変動対応型まちづくりなどの視点を加えた持続可能な観光振興と地域活性化への取組を進めております。

<一般社団法人郡山市観光協会>
 郡山市観光協会は、2017年4月に法人化し、首都圏からのビジネス・MICE来訪者やインバウンドをターゲットにした観光事業を通じて地域観光団体との連携体制を強化しながら「人が行き交うまちで磨かれた「美味しい 楽しい」あつまる 東北の玄関口 こおりやま」をコンセプトに、交通利便性などの地域特性を活かした観光周遊拠点としての取組を進めており、今年1月に観光庁の地域DMOに本登録となったことを契機に、観光地域づくりの旗振り役として更なる事業展開と地域経済の活性化を目指しております。

<株式会社日本旅行>
 日本旅行は創業1905年、日本で最も歴史がある総合旅行会社で、2020年1月からスタートした中期経営計画「TRANSFORM2025」-Evolution for Customers -において、事業戦略の一つに成長領域の「インバウンド」「MICE」「教育旅行」「BTM」「地方創生事業」を最重点分野として強化することを掲げ、2019年12月の日本旅行グループのSDGs宣言による持続可能なツーリズムに向けた取組として地方創生事業や教育旅行、環境保全に係わるツアーなど、本業を通じた取組を推進し、広く社会や地域に貢献することを目指しています。

Glocal Mission Jobsこの記事に関連する地方求人

同じカテゴリーの記事

同じエリアの記事

気になるエリアの記事を検索