宮崎県とグロービスが「産業人財育成連携協定」を締結 経営者・経営幹部らに経営知識などの講座を共同開講
GLOCAL MISSION Times 編集部
2020/03/27 (金) - 07:00

宮崎県とグロービスは3月24日、宮崎県庁で「産業人財育成連携協定」を締結した。宮崎県が推進する人材育成プログラム「ひなたMBA(みやざきビジネスアカデミー)」の一環として、2020年度に県内企業の経営者・経営幹部、中堅社員らを対象に、実践的な経営知識、スキルを磨く講座を共同で開講する。グロービスが自治体と人材育成に関する連携協定を締結するのは初めてとなる。

グロービスでは、これまでも沖縄県、岡山県、福岡県、横須賀市、浜松市などの地方自治体と連携し、地域の経営人材の育成に携わっており、この取組みをさらに拡大すべく、宮崎県総合政策部産業政策課の主導の下、県内の産業を担う経営人材を育成・輩出することを目指し、連携協定の締結ならびに、共同講座の開講に至った。

200327_news_01.png (370 KB)

共同講座は、「ひなたMBA(みやざきビジネスアカデミー)」が県内の産業をけん引する中核組織の育成として位置付けているもので、経営者・経営幹部と中堅社員向けの2つの階層で講座を開講する。

経営者・経営幹部に向けては、ビジネス環境の変化に対して戦略を描き、事業を推進できる人材の育成を目指し、経営戦略やマーケティング等の講義を行う。

中堅社員に向けては、戦略の意図を押さえ、他者を巻き込みながら業務を遂行できる人材の育成を目指し、論理思考やリーダーシップ等の講義を行う。いずれもケース(企業事例)を用いたディスカッション中心の講義を通じて、実践的な経営知識、スキルを磨いていく。


河野俊嗣知事のコメント
「本県におきましては、若者の県外流出に歯止めがかからない状態が続いており、次代を担う人材の育成・確保が重要な課題となっております。このため、県では、関係機関と連携し、平成28年度から産業人財育成プログラム「ひなたMBA」を実施しているところですが、社会経済の変化のスピードはますます加速しており、本県を力強くリードできる戦略性や柔軟性、創造性に富んだ人材の育成に一層力を入れていく必要があると考えております。今後、協定を締結させていただいたグロービスの知見をお借りして、本県の「ひなたMBA」を再構築するなど、学びの場を更に充実させたいと考えており、地域経済をけん引する産業人財の育成効果が高まることを期待しております。」


・グロービス
HP:https://www.globis.co.jp

Glocal Mission Jobsこの記事に関連する地方求人

同じカテゴリーの記事

同じエリアの記事

気になるエリアの記事を検索