奈良県三宅町が、Another worksとパートナーシップを締結し、複業人材登用によるまちづくりで実証実験を開始
GLOCAL MISSION Times 編集部
2020/10/20 (火) - 07:00

奈良県三宅町は、複業マッチングプラットフォーム「Another works」を展開する株式会社Another worksは、2020年10月19日、と民間で活躍する複業人材登用によるまちづくり包括連携協定を締結し、実証実験を開始する。合わせて、10月19日から町長と共にまちづくりに参画する3職種の公募をはじめた。民間企業の人材と複業の機会を最大化させ、新しいまちづくりに取り組むことで地方創生を推進することが狙いだ。201020_01.png (21 KB)

【連携の背景】
少子化や高齢化に限らず、国際化やITの進展などに伴い、住民のニーズが多様化し、行政には様々な改革が求められている。改革推進のためには住民から信頼される、効果的で効率的な施策が必要となるが、業務の煩雑化により職員の日々の業務が圧迫されている。
このような背景から、行政が外部のリソースである民間人材を登用することで、住民の環境変化に迅速に対応し、住民サービスの向上を着実に推進できるのではという仮説から、奈良県三宅町とAnother worksが連携し、地方創生の社会実装を目指す実証実験を行うこととなった。

【実証実験の概要】
三宅町の町長と共に活躍する「DXアドバイザー」「人事・採用戦略アドバイザー」「広報戦略アドバイザー」という3つの職種を公募し、まちづくりを推進する。Another worksを通じて地方創生に携わりたいという思いのある複業人材が三宅町の町づくりに参画することで、行政事務、効率化のためのDXを推進させ、広報や採用活動を強化することで地域の更なる活性化に繋げていくことを目的とする。

奈良県三宅町は平成29年に過疎指定された日本に2番目に小さい町だ。住民からの声を集め届いた課題に対して、即戦力となる民間の複業人材と共にプロジェクト化して取り組むことで住民サービスや満足度の向上を図る。同時に、現職員の業務軽減に寄与することで業務効率化を狙う。

【今後の展開】
複業人材を登用した官民連携の事例として新たなロールモデルとなることを目指します。
三宅町はAnother worksを活用することで、優秀な複業人材を町内へ誘致できるほか、人材のスキルシェアによる現職員のスキル向上へ繋げる。

【実証実験の概要】
募集期間:2020年10月19日(月)〜11月6日(金)
実験期間:2020年12月〜2021年3月(4ヶ月間)
交通費:支給(基本はリモートでの業務となる)

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