VUCA時代の新しい副業(複業)・働き方について調査を実施 これからの副業は「興味の探求」「社会貢献」「人とのつながり」がキーワード。職場での理解やリモートワークが副業を推進
GLOCAL MISSION Times 編集部
2021/08/17 (火) - 15:00

一般社団法人パラレルプレナージャパン(以下「PPJ」)は、大企業等で働くパラレルプレナー(※1)を対象に 【新しい副業(複業、※2)・働き方についての実態調査】 を実施しました。その結果、1)パラレルプレナーの複業は「興味の探究」「社会貢献」「人とのつながり」が目的であること、2)本業に「新しい視点・柔軟な発想」「社外のネットワークやつながり」を活かせていること、3)職場での理解とリモートワークが複業を後押しし、約9割がコロナ下により複業しやすくなったことがわかりました。

パラレルプレナーが複業をする目的は「興味の探求」「社会貢献」「人とのつながり」

 経済財政運営と改革の基本方針2021(骨太方針2021)において、兼業・副業の普及・推進が言及されるなど、副業の注目度は高まりつつあります。経済産業省の「雇用関係によらない働き方」実態調査概要(2017年3月、※3)によると、副業を認めている企業は約2割程度で、「本業がおろそかになる」「情報漏えいのリスク」などが懸念として挙げられています。一方、兼業・副業を経験した働き手の6割は「本業にプラスとなった」と回答しており、調査では兼業・副業を認めることがイノベーションや人脈拡大につながり、むしろ会社への帰属意識を高める可能性があると指摘されています。

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 そのような中、PPJは、複業(パラレルキャリア)で得た外部の知識・経験・人脈を活かし、会社員や公務員として本業で変革を起こしている人材を「パラレルプレナー」と定義し、2020年4月から計15回のオンラインイベントを実施するなど、パラレルプレナーの啓蒙・普及に取り組んでいます。

 調査対象者に、複業をする理由を聞いたところ、「自分の興味があること・好きなことをやりたいため」と回答した人が最も多い77.8%となり、続いて、「社会に貢献したいため」「様々な分野の人とつながり、ネットワークを広げるため」が47.2%となりました。一方、「貯蓄や自由に使えるお金を確保するため」と回答した人は8.3%となり、報酬目的で複業行う人は少数であることが分かりました。

「新しい視点・柔軟な発想」「社外のネットワークやつながり」を本業に活かせている人が約7割

 複業を通じて得たもののうち、特に本業に活かせているものは何かを聞いたところ、「新しい視点・柔軟な発想」「社外のネットワークやつながり」が最も多い66.7%となりました。また、複業で得たものを本業でうまく活かすために工夫していることや気を付けているは何かという質問に対しては、「職場のカルチャーに合わせる」「自ら発信する」「社外の活動を共有する」「社外の人脈を活かす」といった回答がありました。

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職場での理解とリモートワークが複業を後押し、約9割がコロナで「複業しやすくなった」と回答

 「上司や同僚と定期的に複業について話すか」という質問に対しては、「はい」が63.9%を占めました。また、複業しやすい本業の環境とは何かについて聞いたところ、「上司・同僚の理解」が41.7%、「リモートワーク」が22.2%という結果になり、本業における複業へ理解と、時間・場所の制約なく働ける環境が複業を推進する上で影響していることが分かりました。

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【調査概要】

調査内容:新しい副業・働き方についての実態

調査対象者:当法人が主催するイベントに登壇した大企業等で働くパラレルプレナー

回答者勤務先:総合商社、IT企業、通信会社、自動車メーカー、飲料メーカー、製薬会社、航空会社 等

調査期間:2021年7月25日(日)~7月31日(土)

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