三重県庁地域支援課とココロマチの共同プロジェクト「地域とはぐくむ しごとづくり講座 in 三重」がスタート
GLOCAL MISSION Times 編集部
2019/07/22 (月) - 07:00

?三重県庁地域支援課と、地域プロモーションサイト「ココロココ」の運営会社である株式会社ココロマチとの共同プロジェクトにて、三重県内の地域の暮らしや食を学び、人とのつながりや地域の課題を一緒に考えるための、学びの場となる「地域とはぐくむ しごとづくり講座 in 三重」が開始する。

“地域とはぐくむ しごとづくり講座”は、三重県の「鳥羽市石鏡町」と「熊野市新鹿町」をフィールドとして、人に出会い、地域を知り、課題やしごとづくりを、仲間と一緒に考えていく学びの場となっており、下記のような興味・関心のある方を募っている。

・鳥羽市や熊野市で観光ではないプチ留学体験をしたい方
・ローカルビジネス・ナリワイづくりに興味がある方
・地域の課題解決を勉強したい方
・三重県出身の方/かかわりがある方/興味がある方
・地域とのつながりや通える田舎が欲しい方
・地方に移住して、地域に根ざした仕事がしたい方

本講座へ参加までの4ステップ

◆ステップ1:「キックオフ説明会」へ参加

7月25日(木)に本講座のキックオフ説明会を東京都内(三重テラス)で行います。
お申込みは下記URLから
https://forms.gle/LJZEdiw4bKB84rgL6
※キックオフ説明会への参加は、本講座への参加必須条件ではありません

◆ステップ2:地域を選ぶ

◇鳥羽市石鏡町コース
<得られる学び・体験>
・海女さんの仕事や暮らしを学ぶ
・地域でのコミュニケーションを学ぶ
・海女さんが捕った海産物の高付加価値化やブランディングを一緒に考える

◇熊野市新鹿町コース
<得られる学び・体験>
・海と山を併せ持つ新鹿町の暮らしを学ぶ
・みかん農家、加工品開発、拠点づくりなど様々なナリワイの現場を知る
・空き家・空き店舗を活用し、ナリワイや拠点づくりを一緒に考える

◆ステップ3:かかわり方を選ぶ

本講座では、実際にフィールドワークに参加して現地で学ぶ「コアメンバー」と、東京での活動が中心となる「サポーター」が助け合い、学び合って企画を考えていきます。
・コアメンバー(各コース 5~10名程度)
10月のフィールドワークに参加し、中心になって企画を考え、発表します。
・サポーター(各コース 5~10名程度)
フィールドワークには参加せずに、東京でコアメンバーと一緒に学びます。

◆ステップ4:各講座へ申し込む

地域とかかわり方を決めたら、以下よりご応募ください。
◇鳥羽市石鏡町コース
https://forms.gle/JvQ2EjQJjDcf1htx6

◇熊野市新鹿町コース
https://forms.gle/urmkq1xnmxJxy2p4A

本講座のスケジュール

1,スタートアップゼミ @三重テラス
<鳥羽市編>:2019年9月5日(木)19:00~
<熊野市編>:2019年9月19日(木)19:00~

2,現地フィールドワーク @各現地
<鳥羽市編>:2019年10月12日(土)~13日(日)
<熊野市編>:2019年10月26日(土)~27日(日)

3,2コース合同振り返りゼミ @三重テラス
2019年11月6日(水)19:00~

4,企画発表会 @東京都内
2019年12月上旬予定

5,企画発表会 @三重県内
2020年1月中旬予定

参加費:無料
※現地までの交通費や食事等の実費は自己負担となります
※コアメンバーの方には、交通費の一部補助を予定しています。

ゲスト

―中川 美佳子さん/7月25日(木)参加
株式会社梶賀コーポレーション代表取締役社長/三重県6次産業化プランナー

1979 年三重県津市生まれ。大学入学を機に上京し、都内の金融会社に就職。メガバンク再編の渦中でM&AやFintech企業との業務提携などを担当する一方で、繁忙期には実家の飲食店の手伝いをしに地元へ帰ったり、「三重の応援団」として三重テラスでのイベントにも参加するように。そして2016年には、地域おこし協力隊の制度を活用して、三重県南部の尾鷲市にU ターン。小さな漁村で郷土食「梶賀のあぶり」の商品化・事業化に取り組み、地元の高齢者とともに水産加工会社を起業を果たす。さらに、2017 年より三重県6 次産業化プランナーとして県内農山漁村地域の事業者支援も行っている。
株式会社梶賀コーポレーションの情報はコチラから!
https://owasekankou.com/buy/theme/umi/000068.html


―上田 茉利子さん/9月5日(木)参加
鳥羽市地域おこし協力隊

千葉県船橋市出身。「海女になりたい」という思いから、2018年7月に地域おこし協力隊として鳥羽市石鏡町に移住。~海女のまち暮らし~担当として、地域資源の掘り起こしや石鏡町の魅力発信を通じた地域の活性化のため、海女さんによる料理教室などを開催。現在は、海女になるという夢を叶え、活躍している。


―伊藤 洋志さん/9月5日(木)参加
仕事づくりレーベル「ナリワイ」代表

香川県丸亀市出身。京都大学農学部森林科学専攻修士課程修了。やればやるほど技が身に付き、頭と体が丈夫になる仕事を「ナリワイ」と定義し、次世代の自営業の実践と研究に取り組む。シェアアトリエや空き家の改修・運営、野良着メーカーSAGYOのディレクターなどを務めるほか、「全国床張り協会」といった、ナリワイのギルド的団体運営等の活動も行う。橋市出身。「海女になりたい」という思いから、2018年7月に地域おこし協力隊として鳥羽市石鏡町に移住。~海女のまち暮らし~担当として、地域資源の掘り起こしや石鏡町の魅力発信を通じた地域の活性化のため、海女さんによる料理教室などを開催。現在は、海女になるという夢を叶え、活躍している。
「ナリワイをつくる」の情報はコチラから!
https://nariwaibook.tumblr.com/


―五月女 圭一さん/9月19日(木)参加
株式会社ゲイト代表取締役

18歳で学習塾の経営を開始したことがビジネスキャリアのスタート。都内で10店舗ほどの居酒屋を経営する傍ら、尾鷲市須賀利で漁業資格をとり、自社流通も整備。自らの店舗に食材を運ぶなど、地域課題にも目を向けながら、自立的かつ持続可能なビジネス構造への改革を進めている。地方創生、空き家問題などにおいても多面的にR&Dを推進し、大手企業との協業も実現している。
株式会社ゲイトの情報はコチラから!
https://gateinc.jp/


―東 大史さん
一般社団法人村楽理事

米国生まれ。2011年より岡山県美作市に地域おこし協力隊として移住し、棚田再生の集落営農化や自然エネルギー導入など、様々な案件の実 用化に携わる。同時に、地域おこし協力隊の地域横断型ネットワーク・村楽LLPを組織し、2014年には一般社団法人村楽を設立。「WORK FOR 東北」の事業立上げ、株式会社ハレとケデザイン舎の設立(徳島県三好市)などにも従事。日本版シティマネージャー制度で北海道奈井江 町に派遣、地方創生総合戦略の策定や一次産業産品のブランド化を果たす。2018年4月より次世代育成を目指し、三重大学地域人材教育開発 機構講師として教鞭を執っている。がビジネスキャリアのスタート。都内で10店舗ほどの居酒屋を経営する傍ら、尾鷲市須賀利で漁業資格をとり、自社流通も整備。自らの店舗に食材を運ぶなど、地域課題にも目を向けながら、自立的かつ持続可能なビジネス構造への改革を進めている。地方創生、空き家問題などにおいても多面的にR&Dを推進し、大手企業との協業も実現している。
一般社団法人 村楽の情報はコチラから!
http://www.sonraku.org/

 


【鳥羽市石鏡町/熊野市新鹿町のご紹介】

◆鳥羽市石鏡町
石鏡町(いじかちょう)は、鳥羽市東部の海に面したまち。かつて陸の孤島といわれた漁村では、現在も海女として女性が活躍するなど、貴重な文化や風習が色濃く残っています。一方で、まちの人口減少や高齢化により、海女を受け継ぐ女性は減り、後継者不足が課題にもなってきています。そこで石鏡町では、海女文化を学び、海女が水揚げした海産物の高付加価値化やブランディングに取り組んでくれる若者を求めています。


◆熊野市新鹿町
新鹿町(あたしかちょう)は、熊野市の新鹿湾沿いに広がる海水浴場があるまち。この地域では、人口減少による空き家の増加や景観保全、海水浴客の減少などによる民宿の衰退などが課題となっています。これらの解決に向けて、目立ち始めた空き家や空き店舗を活用した生業を起こし、地域の活性化に共に取り組んでくれる若者を求めています。

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