「Backlog」などを運営するヌーラボがFukuoka D.C.と共同で「スマートワークプロジェクト構想」を発表
GLOCAL MISSION Times 編集部
2018/09/20 (木) - 07:00

チームの「はたらく」を楽しくするコラボレーションツール「Backlog」「Cacoo」「Typetalk」を運営する株式会社ヌーラボ(以下 ヌーラボ)は、福岡地域戦略推進協議会(以下 Fukuoka D.C.)と共同で、「スマートワークプロジェクト構想」を発表、順次始動する。

昨今、働き方の改善や生産性の向上が重要な課題となっているが、厚生労働省は、平成29年3月にまとめられた「働き方改革実行計画」に基づき、長時間労働の是正や雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保などに取り組んでいる。

加えて、日本の雇用の約7割を占める中小企業・小規模事業者に対しては、とりわけ働き方改革の実施を支援する取組を図りたいという背景から、相談窓口の設置や補助金・助成金制度の設置などを行っている。

一方で、ただでさえ労働力が不足しがちな中小企業・小規模事業者において、具体的なアクションに繋がるノウハウが得づらく、労働環境を含めた働き方の改善、生産性の向上への取り組みが遅れがちになっていた。

これに対し、ヌーラボとFukuoka D.C.は、中小企業・小規模事業者を中心に、業務効率向上や労働環境改善が期待できるツールの導入を図ることで上記の課題の解決に近づけると考え、本構想を発足した。


【「スマートワークプロジェクト構想」について】
本プロジェクトでは、福岡都市圏の地域戦略を踏まえFukuoka D.C.において組成する各種プロジェクトやコンソーシアムが、企画立案や各団体間の連携協業、プロジェクト管理等の実施において、ヌーラボが開発・提供する、個人タスクやプロジェクト全体の進捗を共有・可視化するための「Backlog」、リアルタイムの作図共有ツール「Cacoo」、オンラインチャットツール「Typetalk」等の活用を推進していく。

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これにより「インターネット環境さえあれば、チームメンバーの業務状況確認やリアルタイムなコミュニケーションが可能」な状況を構築し、「スマートワーク」を実現。また、今後「スマートワーク」のコンセプトに沿ったソリューション等を持つ団体等との連携を推進し、多様なリソースを最大限活用した誰もが活躍でき、様々な社会課題を解決できる持続可能なインクルーシブな社会の構築の実現に寄与していく。


【Fukuoka D.C. 事務局長 石丸氏コメント】

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Fukuoka D.C.は、これまでの福岡の強みを活かしながらも、国際競争力強化の戦略指針を『アジアとの交流の活性化により質を重視した成長を図る』ことと定め、この地域を東アジアへのビジネスのハブにしてくための戦略の中を推進しています。

今回、ヌーラボ社とスタートする「スマートワークプロジェクト構想」は、新規事業の開発を加速化させていく上で必要な迅速かつ柔軟なプロジェクト運営並びにコンソーシアムの組成に寄与するものと考えています。会員企業のネットワークを活かした新たな事業組成や大企業とスタートアップとのコラボレーションをより一層進めることが可能になります。

民間企業がプレーヤーとしてビジネスの枠組みを創り、Fukuoka D.C.のもつ産官学との連携を活かしながら、社会実働するための規制の整備等に注力することで、地域の課題解決・活性化に繋げたいと考えています。


【ヌーラボ代表 橋本氏コメント】

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株式会社ヌーラボは、「楽しく仕事をすると生産性があがる」という哲学を背景に持ちながら、生産性を向上させるコラボレーションツールを提供しています。今回のFukuoka D.C.との取り組みは、加入している中小企業・小規模事業者の労働環境をよりスマートなものにアップデートし、各企業さまの生産性向上に貢献できるものだと考えています。

また、本社を福岡に置く企業として、福岡の地域戦略をお考えであるFukuoka D.C.と協力し、地域の発展に貢献できることは、非常に誇らしく、ありがたく思います。

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