奈良県田原本町・ユニ・チャーム・BABYJOBが「子育て連携協定」を締結 田原本町の地域子育て支援事業を強化
GLOCAL MISSION Times 編集部
2020/02/27 (木) - 07:00

BABYJOB株式会社(以下、BABYJOB)は、ユニ・チャーム株式会社(以下、ユニ・チャーム)と協働し、保育所向け「手ぶら登園サービス」の運営を通じて地域の子育て環境の充実や町の子育て支援の向上を図るため、奈良県田原本町と「子育て連携協定」を締結したことを発表した。

200227_news_01.png (37 KB)

BABYJOBはユニ・チャームと、紙おむつの定額制サービス「手ぶら登園サービス」を2019年7月より開始している。紙おむつに名前を書き持参する保護者側と、紙おむつを園児ごとに個別管理し、業務が煩雑化する保育所側の双方の課題を解決するサービスとなっていた。

奈良県田原本町は、「子どもから高齢者まで誰もがいきいきとした暮らしを楽しむまち」を目指し、若い世代が安心して結婚・妊娠・出産・子育てができる環境の充実を積極的に行っている。例えば、保育士確保のために、町内で勤務する保育士などに対して小学生以下の子どもの保育料などを補助・減免するなど様々な独自性の高い政策を打ち出している。

今後、本協定に基づき、子育て分野において三者の経営資源やノウハウなどを連携させて取り組を推進していくという。

200227_news_02.png (542 KB)

子育て連携協定の内容

■協定の目的
三者の有する知識及び情報を共有することにより、田原本町の子育て支援及住民サービスの向上を推進し、子育て世代にとって魅力あるまちづくりを進めていくこと

■連携事項
(1)子育て支援に関すること
(2)その他、三者が協議して定めること

具体的には子育てひろば(地域子育て支援事業)における「手ぶら登園サービス」の導入などを実施予定。

子育ての孤立化に伴う不安感や負担感を軽減するため、子育て中の親子が気軽に集い、相互交流や子育ての不安や悩みを相談できる場所として、田原本町では2つの「子育てひろば」を運営している。

子育て広場に「手ぶら登園サービス」を導入することで、保護者は紙おむつの準備をすることなく「手ぶら」で利用できる為、より気軽に子育て広場を利用できるようになる。

 <概要図>
200227_news_03.png (148 KB)


 <手ぶら登園サービスについて>
200227_news_04.png (23 KB)

日本の多くの保育園では、保護者様がご自宅から、オムツ1枚1枚に名前を書いて、毎日5~6枚程度保育園に持って来ることになっていますが、「手ぶら登園サービス」は直接、保育園にオムツがお届けするため、自宅からオムツに名前を書いて持参する必要が無くなる、というサービスです。

保護者は、園に持って来る荷物が減り、心にゆとりを持って登園・降園ができるようになります。また、園では、オムツの個別管理が無くなるため、おむつ替えの業務の効率化につながり、より丁寧な保育を、お預かりしているお子様たちに提供することが可能になっています。

手ぶら登園サービスの公式Webサイト:
https://tebura-touen.com/

Glocal Mission Jobsこの記事に関連する地方求人

同じカテゴリーの記事

同じエリアの記事

気になるエリアの記事を検索