神戸市、コニカミノルタ、パーソルテンプスタッフが3者で事業連携に関する協定を締結
GLOCAL MISSION Times 編集部
2020/08/13 (木) - 07:00

神戸市、コニカミノルタ株式会社(以下、コニカミノルタ)、パーソルテンプスタッフ株式会社(以下、パーソルテンプスタッフ)は、ICTを活用した多様な就業スタイルを創出するために、3者で事業連携に関する協定を締結し、協働で取り組む就業機会の創出プロジェクトを開始することを発表した。

ICTを活用した多様な就業スタイルを創出するため、相互の連携を強化し「はたらきFactory KOBE」を名谷駅前にて開始する。

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神戸市は人口減少対策として、まちの質・くらしの質を一層高めることで、都市ブランドの向上と人口誘引につなげるプロジェクトとして「リノベーション・神戸」に取り組んでいる。また、職住近接によるゆとりある暮らしを実現していくために、場所や時間にとらわれず働くことができる「働く場の創出」も推進している。

今回「リノベーション・神戸」の第2弾として、「リノベーション・神戸(第2弾)~見違えるような神戸へ」(※1)の施策が始まり、市西北部の市営地下鉄西神・山手線西神中央駅(西区)、同名谷駅(須磨区)、JR垂水駅(垂水区)の3駅の拠点性を高めるため、業務・商業機能、行政機能、文化・子育て環境等の充実を図る整備を進めるとともに、駅周辺の住機能を強化し人口誘引を目指していた。

コニカミノルタおよびパーソルテンプスタッフは、ICTを活用した業務改善やICTを活用できる人材の育成・キャリアアップを目指しており、神戸市の進める「リノベーション・神戸」の取り組みのひとつである「働く場の創出」を推進するため、本連携協定の締結に至った。

今回の連携協定の締結を機に、3者は、ICTを活用した新たな就業支援の創出による地域の活性化を一層推進していくという。


【事業連携の趣旨】

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① 時間と場所にとらわれない柔軟な働き方推進

② ITツールを積極的に活用する業務環境の構築
③ ICTに関するプラットフォームによるキャリア形成支援

「はたらきFactory KOBE」では、子育てや介護等で就業時間に制約があり、通勤時間を短縮し育児や自己実現の時間を確保したい方のうち、IT技術のスキルを習得したい方を対象に人材育成を行う。

企業・行政等から受託した業務改善について、IT技術を活用した電子化・自動化・一元化などを提案し、ノンプログラミングツール(※2)を使って業務を遂行し、就業者は業務遂行の中でIT技術のスキルを習得する。

そしてIT技術スキルを習得された方に、企業・行政等に派遣・BPO[外部委託]や職住近接オフィス「ジョブシェアセンター神戸名谷」(※3)での就業、スキルが向上すれば起業の支援など、それぞれのライフステージに合った「自分らしい働き方」を提供していく。



参照:
(※1)神戸市人口減少対策「リノベーション・神戸」第2弾~見違えるような神戸へ~を公表
https://www.city.kobe.lg.jp/a89138/press/20191218_2.html

(※2)ノンプログラミングツール:コンピュータのプログラム開発言語のスキルを必要とせず、ビジネスアプリケーションを作れるツール

(※3)集う・創る・学ぶ・働く「神戸名谷ワークラボAOZORA」公民連携による職住近接オフィス「ジョブシェアセンター神戸名谷」2019年12月14日(土)開所
https://www.tempstaff.co.jp/corporate/release/2019/20191216_4531.html

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