自然の恵みを使った機能性食品を通じ、世界の人々を笑顔に!ともに未来を見つめ、情熱を傾けてくれる仲間を求む
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2017/09/20 (水) - 07:00

 

■株式会社アミノアップ化学の募集要項はこちら
①企画営業職:新たな営業展開を国内外に仕掛け、更なる事業成長を通じ、世界の人々を笑顔に!
②研究開発職:天然物由来の機能性食品素材の研究開発を通じ、世界の人々を笑顔に!

設立以来、天然由来素材を活用した機能性素材を開発

2017年6月で34期に入ったアミノアップ化学は、代表取締役会長の小砂が設立した会社です。小砂は会社設立以前から農業コンサルタントをしながら担子菌(キノコ)の発酵培養による飼料の研究をしていました。研究過程で培養液を廃棄した場所のみで牧草が異常に繁殖したことがきっかけとなり、担子菌培養液から植物の生育を調整する物質を発見しました。それを製品化したのが当社の最初の製品「アミノアップ」で、社名の由来にもなっています。
さらに担子菌(キノコ)の発酵培養によるヒト用サプリメントの開発に取り組み、担子菌由来の免疫調整培養抽出物「AHCC」が誕生しました。その後は、健康食品の研究・開発が中心となっています。
新素材開発にあたっては、北海道産の農産物を原料とすることが基本的なスタンスです。例えば、最新製品となる「ETAS」は北海道産のアスパラガスの抽出物。アスパラガスは出荷時に長さを切り揃えます。その際に切り落とされた部分は食用であっても利用されずに廃棄されていました。私たちはこの「農産未利用部位」を原料として有効活用し、製品化しています。

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企業理念は、社会貢献と地域還元。製品価値を世界へ広めていく

当社の理念には、農産者や農産関係者の地位向上、環境改善など北海道の農業に貢献したいという強い思いがあります。また、音楽祭や映画祭など文化イベントにスポンサーとして継続的に支援をするように、利益は地域に還元するという思想が根づいています。
このような理念のもと、「自然の恵みで世界の人々を笑顔にする」ことをミッションとして定め、「世界中で愛用される製品をつくる」「社会から必要とされる製品・価値を創造し続ける」「社員が幸福を感じ、誇りを持てる会社となる」の3つの経営ビジョンを掲げています。30期を迎えた時に、研究開発主導型企業として今後も継続していくとともに、現状からさらに一歩踏み出し、世界に広めていく決意を新たにし、このミッション・ビジョンを設定しました。

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科学的データを蓄積させる仕組みを構築し、製品価値を継続

主力製品となる「AHCC」をはじめとする製品は、必ず特許製品であることが基本的なポリシーです。一般に特許の存続期間は20年となるため、空白期間ができないよう新規性を追加して新たな特許を取得しています。研究の積み重ねによりエビデンスが付加価値として加味され、製品価値を継続させる。これが当社のビジネスモデルです。
AHCCの国内での販売チャネルは主として病院、薬局です。現場の医師、薬剤師のみなさまに有効性を理解いただき、患者さんに推奨してもらえる製品づくりを目指してきました。具体的には、医師や研究者にサンプルを提供し、実際に使ってもらうことで製品の特性を理解いただき、臨床試験や論文執筆、学会発表などに結びつけていく。このような方法で製品の信頼性を高めることが当社の広報活動であり、医師や研究者の科学的データに基づき、販売展開をしていく手法をとってきました。

持続的成長とミッションの実現に向けて、海外市場の拡大を目指す

国内の機能性表示食品の市場規模は、近年横ばいの傾向にあります。拡大基調のようにみえますが、実際は広告の影響力によるところが大きく、広告を大きく打つ商品が市場全体の中で売上のシェアを伸ばしている状況です。人口減少社会を踏まえると、いずれ国内市場はシュリンクするのではないかと考えています。このような状況で、新たな市場を開拓し、会社として持続的成長を目指すには、今後海外市場に注力する必要があります。
当社は約20年前からアメリカに参入し、現在は主要な取引先国となっていますが、まだ開拓の余地があるほどアメリカの市場規模は大きく、ミッションを達成するためにも海外市場の拡大が喫緊の課題です。
しかしながら、国ごとに市場性やレギュレーションが異なり、そこに踏み込んでいかないと新たな市場は開拓できません。素材の特性や使い方などを説明し、価格を含めたブランド価値を私たちが自ら伝える。このような営業手法を海外で実践していくには、かなりの時間と労力を要します。
同時に、eコマースやWebマーケティングなど消費者にダイレクトにアプローチする新たなビジネスモデルで海外展開を加速させることも視野に入れ、模索している状況にあります。

国内市場は消費者ニーズを把握するマーケティングに注力していく

国内市場に目を向けると、医師や研究者が学会発表や論文執筆を行い、それをプレスリリースすることなどが当社にとっての主要な広報PR活動でした。数年前までは新聞や雑誌等に掲載されると消費者から反響があったのですが、今や様相が一変しています。今後は消費者ニーズを私たち自身が把握し、消費者にダイレクトに届くプロモーションを行う必要があると考えています。
これまで私たちがとってきたビジネスモデルは、時間や労力を必要としながらも、「王道」として今後も継続していきます。同時に、新たな展開に取り組み、さらなる成長を目指すために、一緒に私たちのビジョンに向かって仕事ができる人を求めています。
私のアミノアップでのキャリアは製造部からスタートしました。その後R&Dに異動し、会社の素材開発をテーマに学位を取得することができました。更には新プラント設計・立ち上げ、海外展開まで携わるという研究出身としては充実した経験ができました。基礎研究から開発、共同研究、製造、販売までダイナミックに関わることができるのはアミノアップの大きな魅力の一つだと思います。
国内外のビジネスを一層推し進める変革の時期を迎えた今、研究開発も含め新しい人材を迎え入れることにより、今後も北海道のブランド力を強みに、世界に向けて発信できる付加価値の高い機能性健康食品の研究・開発に取り組んでいきたいと思います。

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株式会社アミノアップ化学 代表取締役社長

藤井 創さん

北海道出身。 人工心臓の開発を夢見て京都大学工学部へ。 旭硝子で医薬品原体の開発に従事。 1997年に北海道へUターン、研究者として株式会社アミノアップ化学に入社。 2012年より現職。

 

 

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①企画営業職
②研究開発職

大学で獣医学を学び、卒業後は南米

私のバックグラウンドは獣医学です。酪農や畜産関係の獣医師になりたいと、地元北海道にある大学の獣医学部で学びました。学生時代は臨床獣医師を目指して平気で泥だらけになるような豪快な同級生たちに囲まれて過ごしました。卒業後の進路を考えた頃は、留学や海外就職など海外志向が世間に広まっていた時期で、大学卒業後、JICAのプログラムにより南米のパラグアイ共和国でキャリアをスタートさせました。現地ではバイクで田舎の小規模農家を回り、家畜や犬猫などの診療や、動物の疾病予防に関する衛生指導に明け暮れました。

日本に帰国。獣医学のスキル向上を目指し、動物病院に就職

海外で2年間の仕事を終えて帰国したのですが、臨床獣医師としてのスキルアップ目指し、札幌にある動物病院に就職しました。
毎日が救急病院のような忙しさのこの動物病院に6年ほど勤め、ここで次の転機を迎えました。若い先生の場合、だいたい3~4年勤務すると独立開業したいという気持ちになります。そうやって巣立っていくのですが、私の場合は、開業する気になれませんでした。まだ何かできないか。海外とも関わるビジネスで、獣医学の経験を活かしたいと仕事を探したことが、アミノアップ化学に転職するきっかけです。

サプリメントがつないだ縁で、アミノアップ化学へ

アミノアップ化学には免疫調整作用のある「AHCC」というサプリメントがあります。癌の患者さんが病院の治療と併せて使用するようなサプリメントなのですが、実は、勤めていた動物病院の治療ツールの一つとして使われていました。動物病院では、医薬品やサプリメント、療養食などをコンビネーションする混合診療が一般的で、獣医師の判断でサプリメントも医薬品の治療に使えるのです。私の勤務していた病院には様々なサプリメントがありましたが、とりわけ「AHCC」の切れ味は素晴らしいものでした。治療への反応も良く、研究データが多く蓄積されていますのでクライアントに説明しやすいのも強みでした。このように印象の強い「AHCC」を製造するアミノアップ化学が、実は住んでいる札幌にあると知り、さらに関心を持ちました。海外向けの業務、特に共同研究やビジネス展開先に南米が含まれていたことから、過去の経験が役立つかもしれないと思い、同社のドアを叩いたことが入社に至った経緯です。

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研究・臨床開発から営業へシフト。より広い視野で市場を把握

2006年に研究員として入社し、すぐに臨床開発業務に従事するようになりました。臨床開発とは、動物や試験管を用いた基礎研究のステージから、ヒトでの臨床評価に持っていく仕事です。当時、開発した素材でヒト臨床試験を行い、その有効性のデータ蓄積に会社が力を入れていました。試験の立案から進捗管理、データの論文化までの仕事を5年ほど担当していたと思います。その間、製品開発や大学・研究機関との共同研究のマネジメントをする学術業務、研究サイドからの営業支援業務など、仕事の幅はどんどん広がっていきました。手掛けた製品を世に送り出す経験も多くしたのですが、あるタイミングからその製品の販売にも関わるようになり、2012年には技術営業を担当するようになりました。
このように、仕事として研究から市場の方へどんどんシフトしていったのですが、この過程で様々な経験を通じ、視野はとても広くなったと思います。ライフサイエンスやヘルスビジネス、化粧品分野など様々な業界のパートナーとのビジネスを経験することで、多角的な視点から柔軟な思考を持つことができました。

即戦力となる新たな人材を迎え、海外展開をより加速させたい

アミノアップ化学では、「自然(大地)の恵みで世界の人々を笑顔にする」ことをミッションとして掲げています。この実現に向けて、当社の機能性素材をさらに広める必要があり、特に海外展開を進めていくことが課題としてあります。現在、売上の中の海外比率は34%程度ですが、これを50%まで引き上げたいと考えています。
今後、重視する国としては、アジアのある地域や中東などが挙げられます。アメリカ、ヨーロッパは各国に強い代理店を通じてカバーしていますが、全世界を見渡した時、まだまだ空白地帯がある状況です。また、国ごとに異なるレギュレーションがあるため、その国の事情に応じて、クリアするための地道な対応と辛抱強さが求められます。さらには、市場を見極め、適切な投資を行うなどマーケティング的視点も不可欠な要素です。
このような背景から、グローバルの資質を持ち、ベンチャースピリットのある人材を求めています。医師や販売者向けに製品説明や提案をしたり、自社製品の優位性を科学的に説明しなければならない機会も多く、専門的な知識を求められます。そのため、基本的なサイエンスリテラシーがあると有利です。また、新しい国に参入するには、当局から要求される製品情報を提出しなければならないのですが、それが非常に細かい化学的な情報だったりしますので、こういう場面でもサイエンスリテラシーがあれば強みになります。このように、営業と言っても、技術営業をするような形になります。
また、当社にとって未開拓のエリアに入って行くことになるので、思いがけないことも多々起こり得ると思います。そういった場面でも論理的に判断し、柔軟でベストな対応を求められるタフな仕事になるかと思います。
当社の魅力は、ユニークなモノづくりで、オンリーワン素材を研究・開発しているところにあると思います。バイオベンチャーとも言える企業で、チャレンジングに仕事しやすい環境も特徴的です。北海道が好き、エコフレンドリーな社風が好きという社員が多く集まっています。また、ユニークなモノを生み出すことを大切にしている会社ですので、既成概念にとらわれず様々なものに興味を持っている社員が多いのも特徴だと思います。会社としてボランティアの参加を期末評価の対象にするなど、社員の視野を広げるような取り組みもしています。
今回、即戦力となる人材を迎えることでパワーアップし、北海道から世界に通じるビジネスをより加速させていきたいと考えています。

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株式会社アミノアップ化学 取締役

北舘 健太郎さん

北海道出身。酪農学園大学獣医学科卒業。産業動物やペットの 臨床獣医師としてキャリアを積む。2006年に株式会社アミノアップ化学の 研究員として入社。ラボからマーケットまでを経験し、2015年より現職。

 

 

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①企画営業職
②研究開発職

アメリカから日本に帰国。アカデミアでの研究経験が活かせるアミノアップへ

私は国内で農学生命科学の分野で博士号を取得し、直後からアメリカの大学でポスドクとして働き始めました。アメリカには7年いて最後はネブラスカ大学メディカルセンターで講師を努めていましたが、転機もあり日本への帰国を決意しました。生まれ育った札幌で、自分のキャリアを活かせる仕事という観点で転職先を探しました。バイオ分野での研究経験を活かし、グローバルに仕事がしたい。そんなキーワードでインターネットを検索したら、機能性食品・サプリメント原料メーカーであるアミノアップ化学を見つけたのです。履歴書を送ったところ、現社長の藤井らがアメリカ・カリフォルニア出張の折に現地で面接をしていただきました。
当時、藤井は取締役の研究部長だったのですが、進行中の共同研究などざっくばらんに話をしていただき、非常に興味を持ちました。そして、異なる分野ながらも、自身の研究経験や知識が役に立てるのではないかという思いが強まりました。即断即決するような形で、2010年8月に研究部の研究員として入社。海外との共同研究をリード・マネジメントする立場として採用されました。

製品価値を息づかせる多様な経験を通じて、広がりを感じる日々

入社後は海外に多く出張し、学会で研究発表も行いました。やがて、当社の機能性素材を使って製品開発をしたいという海外の製品開発担当者や研究者と話をする機会が増えていきました。そして、徐々に営業に関わるように。当初は技術的要素のみ話をし、販売方法や価格などの営業的要素は他の担当者が対応する形だったのですが、徐々に両方を賄うようになりました。現在は、海外で行われる研究・営業両面のディレクターとして携わっています。

このような経験を通じて、自身の幅が広がったと感じています。アカデミアの世界でいずれ研究室を運営するようになると、研究の方向性を定めたり、予算を含めたマネジメントを行うことになります。現在の研究面での仕事は、そのようなシフトと同じだったのではないかと考えています。また、アカデミアではある分野で役立つ研究と言っても、実際に役立つ現場にはなかなか立ち会えません。しかし、現在の仕事では研究から製品開発、販売までがシームレスにつながっています。アミノアップの製品を使って健康維持をされている、または笑顔になられている方と直に触れ合うことができます。また、販売促進を目指して開催されるセミナーは、医師や研究者向け、販売者向け、消費者向けなど様々にあります。ターゲットに合わせた内容で話をするのですが、様々な人たちと接する機会があり、ニーズを把握できることも、広がりを感じる理由の一つです。

仮に、アカデミアの世界で研究者に戻ったとしても、世の中に研究成果をフィードバックすることをより考えるようになっている。結果的に、あの頃よりもいい研究ができるような経験を積んでいるのかもしれないと思いますね。

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世界の隅々にアミノアップ製品を。海外の売上比率を高めたい

現在、営業部の中で海外営業を主導する立場にありますが、現在は売上の6割強が国内向けであるところから、海外の売上が国内を超えるようにしたいと考えています。ミッションである「自然の恵みで世界の人々を笑顔にする」ため、世界中の隅々に当社製品を届けていきたい。それが結果として、海外売上比率が高まることになるのだと思います。
しかしながら、国・地域によってレギュレーションが異なるという課題があります。まずは製品登録からスタートするのですが、法規制の壁があり、国によっては原料から登録しなければなりません。そのハードルが高く、参入が非常に難しい国もあります。このような問題を一つひとつクリアしていかないと、世界の隅々にまで広げることができません。

また、登録をクリアし、製品をつくりたいというお客様と一緒に製造・販売しても、簡単に売れるものでもありません。研究データなど売るための材料を揃えて、適切なプロモーションを行うことも必要です。当社の機能性素材はエビデンス重視のプレミアムな素材という位置付けとなるため、プロフェッショナルのお墨付きを得ることが要になることも多いです。医師や研究者の論文発表など科学的データに基づき、販売展開を進めている国が多くあります。このようなことから、医師や研究者、販売者に対し、素材の特性などを確実に説明し、理解してもらわなければなりません。

海外営業は私を含む8名で得意分野やエリア別に対応しているのですが、海外展開をさらに推し進める上で、終始英語で、医師や研究者のハイレベルな質問に答えられる能力ある人材を求めています。
ただ、その仕事をする上で、必ずしも博士である必要や理系のバックグラウンドを持っている必要はないと思います。業界内には、理系のバックグラウンドがなくてもアカデミックな領域のハイレベルな質問にもすべて対応しきれる方を何人も知っています。

理系のバックグラウンドがなかったとしても、自ら進んで勉強し、スピーディーにキャッチアップできる方であれば、私たちが期待するような技術営業力を身に着けられると思います。
そういう方に、私とともに海外展開をリードして行ってくれることを期待しています。
あと、仕事外のことも含めて、様々な領域に興味関心を持ち、いろいろな経験をされている人と一緒に働きたいなと思います。そのような興味関心の広さ・引き出しの多さが、仕事においても新しい知識をどんどん取り込んでいくような勉強熱心さや人を惹きつけたり納得させられる人間力に繋がっていくのだと思います。

新たな人材を迎え入れることによって、あらゆる面で成長余地のあるアミノアップ化学をもっと世に知られるグローバル企業にしていきたいですね。

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株式会社アミノアップ化学

本間 康平さん

北海道出身。筑波大学、東京大学大学院を経て、アメリカの大学勤務の研究者として、様々な疾病や感染症に関わるタンパク質や遺伝子の研究や教育指導に従事。2010年に北海道へUターン、株式会社アミノアップ化学に入社。

 

 

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①企画営業職
②研究開発職

大学院修了後、化粧品原料メーカーに就職、海外営業・購買を経験

私は大学で農芸化学を学び、大学院では企業と共同で機能性食品に関する研究をしました。通常であれば食品業界の研究職に就きたいと思うところですが、私の場合は研究生活を通して営業職に興味が湧きました。そして、結果として化粧品原料メーカーに就職しました。当時の選考プロセスで関わった方々に魅力を感じたのが決め手でした。

入社後は海外営業に配属され、先輩社員との同行出張から始まり、海外留学など世界各国で貴重な経験をさせて頂きました。最終的に私が担当したエリアは中国とインド市場でした。特に中国は製品の売り込みよりも、キーとなるお客様といかに楽しく、且意識がなくなるまで乾杯するかが重要でした。今だからお話しできますが、本当に危機を感じた時はおしぼり、ストロー等を駆使してグラスを空にしてきました。
中国では現地スタッフ達が同世代であったこともあり、今でもお互いを親友と呼び合う関係でいられているのは財産だと思います。海外営業を4年経験した後は購買へ異動となりました。私の業務は、新素材の探索・導入、価格交渉、安定供給の確保、市況調査、時には営業と同行して他社品を営業する、など多岐にわたりました。
当時、私だけで100社以上の商社・メーカーを担当させて頂いたこともあり、他社の営業さん達と接する機会が多かったのは現営業の私にとっては非常に有難い経験でした。

両親の北海道移住をきっかけにUターン。アミノアップ化学へ

東京の前職では人に恵まれ、仕事も楽しんでいたので、辞める理由は何もありませんでした。
もともと私は札幌市出身で横浜の両親以外の親戚は皆札幌に住んでいました。丁度当時、父が定年を迎えたこともあり両親が祖父母を介護するために北海道に移住するという話がでました。

その時、将来的に両親の介護ができるのが自分しかいない状況になったのが転職を考えたきっかけです。それ以外に家探し、子育てなど、人生計画について妻と何度も話し合って出した答えが移住でした。
実は現職のアミノアップ化学には過去に会社訪問をしていたことがあり、会社・ヒト・モノに関してはある程度知っていました。中でもシソエキスは好きな製品で、食品用、化粧品用として自ら扱ってみたいという気持ちがありました。場所が北海道なので志望度が本当に高いところのみを受けるつもりでしたが、最初に足を運んで内定を頂いたのがアミノアップ化学でした。

健康食品業界・化粧品業界のギャップ

化粧品業界と健康食品業界は近いとは言われますが異業種です。末端製品の原料となる素材の採用基準は、業界間で差があります。化粧品はイメージ、健康食品はエビデンス、ザックリこんな感じです。また、商習慣の考え方もこれまでと違うところは一から学び直す必要がありました。私が恵まれていたのは前職の方々は勿論ですが、仕事を通じて知り合った現同業種の営業さん達です。一緒にお仕事をしていた分、食品業界のこと、市場動向のことなど、踏み込んだ情報交換などができることは本当に有難いと感じております。化粧品と健康食品の両方ができる営業として活躍したいです。

需要に合わせた提案がハマった時がやりがい。AHCCの良さを知ってもらいたい

現在も新規顧客獲得に向けて、種をまいておりますが、サンプル等をお出ししてお客様から「良いものができたよ」といったフィードバックを頂いた時はやりがいを感じます。採用になるまでに時間がかかる業界なので、プロジェクトの頓挫、競合のアプローチなど不安要素は多くありますが、定期的な訪問やコミュニケーションを心掛けています。

当社の製品は客観的に見ても非常にポテンシャルが高いと実感しております。
特に「AHCC」は本当にすごい物質です。健康食品とはいえ、薬ではないので効能効果を標榜できないのが食品の弱いところですが、AHCCは効果を感じて使っているお客様が大半で、中には発売から20年以上経った今でも継続頂いている方々もおられます。AHCCが今直面している問題は、認知度の低さです。営業として売れる・売れないという次元ではなく、本当に良いモノなので知ってもらうための活動をしていきたいというのが私の想いです。

自然を身近に感じる日々。家族との時間も増え、人生が豊かに

北海道は空気が美味しく、四季の移り変わりが鮮明です。生活環境がよく、とても住みやすいと実感しています。
東京から移住して違和感はありませんが、車通勤になったため、飲むこともできず、寄り道することなく家に帰るようになりました。そのため、必然的に家族との時間が増えました。職場はとてもきれいで働きやすい環境が整っていると思います。
特に自然が身近なため、早く出社すると社内からシカ、リス、キツネなどが見られるというのはアミノアップならではの魅力だと思います。

社員は経営的な目線で仕事を考える人間が多く、会社の運営に参加している実感が得られやすい社風だと思います。また、当たり前ですが北海道の冬は景色が一変し、雪掻きや、慣れない雪道運転はとても惑います。
しかし、休みの日には1時間もしないでゲレンデや温泉に行けてしまうのはまだ夢のようです。

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株式会社アミノアップ化学

Sさん

 

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