SansanとETIC.が共同でビジネスにおける関係⼈⼝を推算 ビジネス関係⼈⼝が多い地⽅⾃治体を発表
GLOCAL MISSION Times 編集部
2019/11/20 (水) - 07:00

Sansan株式会社は、NPO 法⼈ETIC.と共同でビジネスにおける関係⼈⼝「ビジネス関係⼈⼝」を推算し、本研究について11 ⽉8 ⽇(⾦)に開催された「ローカルベンチャーサミット2019」で発表した。

Sansan株式会社は今後、さらなる定量的な分析を⾏うとともに時系列的推移にも注⽬し、ビジネス関係⼈⼝が⾃治体の財政指標に与える影響などについての検証を進め、地⽅でのビジネスの活性化を後押していくという。

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■関係⼈⼝とは

「関係⼈⼝」は、その地域に住んでいる「定住⼈⼝」と、観光などで⼀時的に⽴ち寄ったり宿泊したりする「交流⼈⼝」の中間にある概念として位置付けられており、副業や兼業、ふるさと納税など、地域への多様な関わりを持つ層を指します。

従来、地域活性化のためには交流⼈⼝や定住⼈⼝を増やすことが重要な⽬標として掲げられていました。しかしながら、交流⼈⼝を増やすには「交流疲れ」を地域に引き起こし、定住⼈⼝を増やすには限られた⼈⼝を奪い合う地⽅⾃治体間のゼロサムゲームになりがちであるという問題がありました。その点、関係⼈⼝は、地域への多様な関わりを持つ層を含み、⾮ゼロサム的であるという点から、地域活性化の「第三の道」として期待され、内閣府の掲げる「まち・ひと・しごと創⽣基本⽅針2019」(注1)においても、関係⼈⼝の創出・拡⼤が主要な取り組みのひとつとして挙げられています。

■ビジネスにおける関係⼈⼝「ビジネス関係⼈⼝」について

当社のデータ統括部⾨ R&D グループは、関係⼈⼝という指標が実際に地⽅創⽣にどのような影響を与えるのか把握すべく、名刺交換に関する統計的データを基に、ビジネス上の観点から関係⼈⼝に関する分析を⾏いました。

本研究では、ビジネス関係⼈⼝が多い⾃治体の特徴を定性的に分析して検証するとともに、特に、公式的な統計には反映されにくい、⾃主的な取り組みを活発に⾏っている地域が上位に現れているかどうか、という点に着⽬しています。

具体的には、250 万⼈以上が活⽤している個⼈向け名刺アプリ「Eight」で、地⽅の市区町村を所在地とする名刺を取り込んだユーザー数を集計し、順位付けを⾏いました。正確なビジネス関係⼈⼝を導き出すため、ユーザー⾃⾝の拠点を⽰すプロフィール名刺の地域と、名刺交換相⼿の地域が同じ場合は集計に含めず、また順位は、従業者規模の⼤⼩で地域差がでないよう、ビジネス関係⼈⼝を地域の従業者数で割ったものをもとにしています。

■ビジネス関係⼈⼝の推算結果

推算の結果、政府の統計などですぐには表れにくい、ローカルベンチャーやエコツーリズムのような草の根での取り組みが盛んな⾃治体が、より上位に位置付けられることがわかりました。

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本研究の詳細については、以下よりご覧いただけます。
https://sansan-dsoc.com/pdf/DSOC_DSR-08.pdf
担当研究員:Sansan 株式会社 DSOC R&D グループ 研究員 前嶋直樹 、 ⻄⽥貴紀
監修:NPO 法⼈ETIC.


■「ローカルベンチャーサミット2019」について
地⽅発ベンチャーの輩出・育成を⽬指す「ローカルベンチャー協議会(事務局:NPO 法⼈ETIC.)」の10 ⾃治体をはじめ、メーカー、運輸・物流、ゼネコン等も交えた各種ステークホルダー間連携の最新事例を共有するとともに、新たに協働を希望するプレイヤーからの提案など、地域をフィールドにした新しい連携・取組に向けて、ともに作戦を考える場を分科会やピッチ&ブレスト会議、商談会といった多様な形式で2019 年11⽉8⽇に開催しました。
「ローカルベンチャーサミット2019」サイト:
https://initiative.localventures.jp/summit2019/


■NPO 法⼈ETIC.
1993年設⽴、2000年NPO 法⼈化。社会課題や都市と地⽅の関係、⽇本や世界の未来について考え、未来をつくる⼈たちのコミュニティづくりを推進しています。プログラム参加者は約8,800名。起業家輩出数約1,500名。全国約70地域のパートナーと連携し、全国各地での起業家⽀援や中⼩企業⽀援にも取り組んでいます。
「NPO 法⼈ETIC.」サイト:https://www.etic.or.jp/
注1:内閣府「まち・ひと・しごと創⽣基本⽅針2019」(2019年6⽉)
※本研究は、Eight サービス利⽤規約の許諾範囲内で匿名化したデータを統計的に利⽤しています。


■Sansan 株式会社
「出会いからイノベーションを⽣み出す」をミッションとして掲げ、法⼈向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」および個⼈向け名刺アプリ「Eight」を開発・提供しています。名刺管理を起点としたビジネスプラ
ットフォームとして活⽤できるサービスを国内外で提供しています。
設⽴:2007年6⽉11⽇
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋⾕区神宮前5-52-2 ⻘⼭オーバルビル13F
資本⾦:62億34百万円(2019年7⽉17⽇現在)
事業内容:クラウド名刺管理サービスの企画・開発・販売


■DSOC
Sansan 株式会社のデータ統括部⾨です。データドリブンによって企業の事業成⻑をリードすることを⽬的として、「データ化」「データ活⽤」という2 つの役割を担っています。独⾃開発のAI を活⽤したデータ化技術により膨⼤な「出会い」を正確にデータベース化し、それを分析・活⽤することで、企業の情報、⼈物の情報、⼈と⼈のつながりの情報など、ビジネスシーンで活⽤できる「価値ある情報」を⽣み出します。そして、その成果はサービスを通じて新しい価値として提供しています。多様なバックグラウンドや専⾨領域を持つ研究者やデータサイエンティストなどのR&D メンバーを擁するDSOC は、サービスを⽀えるとともに企業の事業成⻑を牽引します。
DSOC 公式サイト:https://sansan-dsoc.com/

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