-特別連載- ~エプソンで見つけるGLOCALな仕事 vol.4~ 東京から信州へ。 エプソンで働くことでかなうキャリアと二拠点生活での家族の幸せのかたち。
T.Yさん
GLOCAL MISSION Times 編集部
2024/04/17 (水) - 10:00

エプソンからスカウトされ、転職したT.Yさん。現在は財務経理部GXチームに所属し、本社およびグループ会社に基幹システムを導入する業務に携わっています。平日は長野、週末は妻子の住む神奈川での二拠点生活を選んだのは、自分のキャリア形成と家族の幸せの両方をかなえたいからと話します。エプソンへの転職を決めた背景やエプソンでの仕事や将来の展望、二拠点生活について伺いました。


ワーク・ライフ・バランスをかなえるために、転職を決意

前職では、自分の子どもが生まれたことをきっかけに、乳幼児教育への関心が高まったので、東京都内の保育園/学童施設を運営する会社に勤めていました。認可・認証・企業主導型保育園の企画開発や自治体・上場企業への提案・プレゼン、既存園の運営・オペレーション管理、人材育成など多方面にわたる仕事を任され、やりがいを持って働いていました。

一方、朝、子どもたちを保育園に送った後、深夜、そして土日まで働く生活が続きました。あるとき、家族との時間が1カ月全く取れていないことに気づき、元々子どもたちのために勤めた会社なのに、さすがにこれはマズイと思いました。また、子どもたちも成長してきたことで、業界を変えて仕事をしてみたいと思うようになり、転職活動を始めたんです。


前々職のキャリアを評価してくれたエプソンからのスカウト

人材会社に登録していたところ、エプソンからスカウトされました。転職活動では、直近のキャリアを評価してくれる会社はあっても、前々職のキャリアを評価してくれることはあまりないと感じています。しかし、エプソンはERP(基幹システム)の導入ができる人材を探していて、私の前々職のコンサルティングファームでの仕事を評価してくれたんです。

カジュアル面談や面接が進むうちに、エプソンなら地方に住みながらグローバルに働くことができることなど、いろいろと教えていただきました。選考が進むほど、エプソンに転職したい気持ちが強くなっていたので、内定をいただいたときは、本当に嬉しかったです。
これからは、エプソンで、さらなる自分のキャリア形成ができるという期待感でいっぱいになりました。

自らのキャリアと家族の幸せの両方をかなえることに寄り添ってくれたエプソン

しかし、エプソンで働くためには、解決しないといけない問題がありました。私には妻と昨年4月から小学校に入学した子どもがいます。妻も私と同様に、都内企業で働いていました。妻の仕事での頑張りを私は誰よりも知っています。だから、妻のキャリアを中断して、家族で長野に移住する選択肢は私にはありません。私が長野で働くとして、妻は子育てしながら今のキャリアを継続できるのかと、とても悩みました。妻一人で小学校に入学した長男の学童保育の送り迎えができるのかなど、実際に生活の中で1カ月かけて試してみたくて、返事するまでにそういった時間をいただけるのかエプソンに相談したんです。

エプソンは、「本人にとっても、家族にとっても、人生の大きな転機となる決断となりますので、本当に二拠点生活が可能かどうか試してみてください。私たちは、T.Yさんとぜひ一緒に働きたいと思っています。通常は10日程度でお返事をいただいているのですが、大切な人生の転機を決断するのに期限を設けることはしません。私たちは待ちますよ。」と言って内定承諾の期限を5月中旬に設定してくれました。実際に内定が出たのが12月末だったので、4カ月間待っていただくことになりました。

私の家庭環境を配慮し、内定承諾期限を延ばしてくれたエプソンの心遣いに驚きました。大企業なので、こんな無茶なお願いは絶対聞いてくれないと思っていたので、きめ細やかに対応・調整くださった関係者の方々に深く感謝しています。そこから、二拠点生活に関する子育てや暮らしの課題について家族と一つ一つ話し合いました。妻や子どもたちを含めた家族全員が変化と向き合う時間をくれたエプソンに本当に感謝しています。


長野県への移住を伴う転職で、グローバルに働く夢をかなえる

現在は財務経理部に所属し、財務会計の基幹システムの導入をプロジェクトメンバーと推進しています。具体的には、新システムでの処理方法について、社内ユーザーとコミュニケーションを取りながら不明点や課題を解決したり、実際にシステムを動かしながらのユーザートレーニングを実施したりするなど、さまざまなタスクを推進しています。

私はERPの経験はあるものの、財務会計の知識はほとんどありませんでした。しかし、分からないことをすぐに相談できる環境がエプソンにはあります。また、コンサルティングファーム時代に培った、論点整理・パターン化や見える化、タスク・進捗管理などのスキルが十分に生かせています。また、プロジェクトを推進するフィールドは国内だけでなく、グローバルが対象となっています。

エプソンは、長野という豊かな自然環境に本社を構えながら、グローバルに働く環境も整っているので、将来は、私も海外のキャリアに挑戦してみたいと思っています。そんな夢を持ちながら働くことができるエプソンは魅力的ですね。

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転職後の家族の幸せのかたち

ワークライフバランスをかなえるために転職を決意し、実際に二拠点生活を始めて不安もありましたが、平日は長野で仕事にじっくりと向き合い、週末は家族との穏やかな時間を過ごすことができています。転職のきっかけの一つが家族との時間を持つことだったので、二拠点生活でありながらも、願いがかなって嬉しく思っています。
そして、転職前に、週末は家族の元へと帰ること、家事・育児のサポートをすることを決めていましたので、金曜日に少し早めに退社して家族の元へ帰ります。車で2時間強なので、それほど苦にならず帰ることができます。

エプソンの福利厚生の一つとして、単身で長野に移住している方には家族の暮らす自宅への交通費(高速代、ガソリン代)を、月2回、会社が全額負担してくれます。費用はやはり心配事の一つだったので、とても助かります。さらに、在宅勤務も導入されており、業務を単身赴任先である長野の自宅に加えて、実家や神奈川の自宅で実施することが可能なため、プロジェクトが落ち着いたら在宅勤務を活用しながら柔軟に業務推進しようと考えています。

それともう一つ、長野暮らしで良いことがありました。都内で生まれた子どもたちに、田舎に帰れる場所をつくることができたことです。また、中学・高校への進学も、都内だけでなく長野も選べます。家族にとっても人生の選択肢が増えたことも嬉しいポイントです。


エプソンへの応募を考えている方へのメッセージ

グローバルに働きたい思いと、地方移住(あるいは単身赴任)の両方を検討している人にとって、以下①~③の点でエプソンは素晴らしい環境です


①世界各国に拠点があり、グローバルに挑戦できる環境が整っている

②日本のものづくり技術を通じて世の中にない価値を創り・挑戦(≒キャリア形成)できる

③手厚い&柔軟な会社サポート受けながら、移住後の環境(単身・帯同 両方)を整備できる長野は南と北のアルプス山脈に囲まれ、自然がとても豊かな地域で、水や食べ物もとっても美味しく、近くに温泉も湧いており、豊かな住環境に恵まれています。(諏訪本社で勤務後、仕事終わりに温泉に寄るのが、何よりの楽しみです!)


誰にとっても、人生は一度きりです。転職を悩まれている方が、この記事をご覧になって、新たなスタートを踏み出すための一助になれたら幸いです。





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